秋華神社

2022年3月14日【月】15時24分43秒

私は陰謀論に関して、こう言ってきました。

『確信が持てない間は除外して考えるが、頭には入れておくべき』

でもよく考えたら、どんな話でも自分が実際に体験したり見たものでないと確信なんて持てませんよね。
結局、誰の言う事をどれだけ信じられるかであり、信じたとしても100％にはなり得ません。
状況証拠の積み重ねか、色々な人の意見や情報を精査して判断するしかないわけです。
その答えは、限りなく100％に近いものから、0％に近いものまであるはずです。
だから、その確率によって対応を変えるしかないわけです。

例えば100％に近いものは、それをふまえて考える。
0％に近いものは除外して考える。
ではその線引きはどうなるのでしょうか。
其の事例によりますよね。

プーチンの言うように、「学校は攻撃していない」というのが本当か嘘かで考えた場合、これが仮に本当であっても、対応に大きな変化はないかもしれません。
だったら、これが本当の可能性が0％に近かろうと100％に近かろうとあまり考える必要はないわけです。
では仮に、『バイデンがロシアに戦争をするよう仕向ける為に工作活動をしていた』という話があったらどうでしょうか。
こういう話がある以上、アメリカへの対応も考える必要が出てきます。
仮にその可能性が0％に近くても、万一の対応は考えておく必要があるでしょう。
その可能性が50％もあれば、当然『そうあった場合』と『そうでなかった場合』の対応を考える必要が出てきます。
両方の可能性を考えつつ、どちらに転んでも良いように立ち回らなければなりません。

もちろん、推定無罪ではありますから、基本的には『無い方向で対応しつつ』という事にはなるかと思いますが、日本の立場を考えれば、90％バイデンが黒だとしても、そうではない方向で対応せざるを得ないという事にもなり得ます。
逆に今回ウクライナを攻めたのがロシアでなくアメリカだったとしたら、バイデンは騙されたとか言って擁護する方向が基本になる場合だってあり得ます。

結局の所、『事実が重要ではなく、立場によって判断』せざるを得ない状況もあるわけで、その場合はゴチャゴチャ言っても仕方がないんですよね。
ただ、事実は追及して今後に繋げる必要はあると思うのです。

何が本当で何が嘘か。
それは大切な事ですし、今後を考える上でそれを明らかにする事は重要ではあります。
しかし結局の所は、事実よりも『どうしたら得か』という所に落ち着くんですね。
必要なのは事実ではなく、世論なんでしょう。
だから得な方向へ世論を誘導する事が大切になってきます。
人々がどう見ているかが重要なんです。
もしも今の状況で、「ロシアは悪くない！正義の戦争だ！」という人が多ければ、それが例え嘘でもそれが真実になるわけです。
そうなったら今の我々日本人にとっては好ましくないから、事実も嘘にして嘘を真実にしなければならないのです。

それでも、事実は知っておくべきですし、解明しておくべきだと思います。
ですが知らない方が幸せな場合もありますよね。｛笑｝

陰謀論にどう対処するのか。
正直私には、一概には言いにくいですね。
そういう結論になりました。
結局対応としては、『それが嘘の方が得か本当の方が得か』を考えて、そちらを推すのが基本となります。
得な方へ世論誘導し、必要な対応をします。
でもどうにもならない場合は、逆の場合も対応を考えて行動しておく必要があります。
損得にあまり関係がない場合は、情報をしっかりと精査して、あらゆる可能性に、可能性の程度によって対応します。
こんな所でしょうか。

陰謀論が入ってきた時に考える事は‥‥
①本当か嘘かどちらが得か。
②都合の良い方へ世論誘導。
③その上で得になるよう対応。
④中立な事案は情報を精査。
⑤そうでなくても一応事実を追求する。

この辺りを考えて発言していく事が大切かなって思いますｗ
思いつくままに書いているのでまとまりがありませんが、まあ最後が結論ですかね。

※※追記※※

私の尊敬するとある人が良い事を言っていたので書いておきます。

『分からない事は分からない前提で物事を見る』

だそうです。
この方の言う事は、シンプルでグッときますわ。
私が色々言って考えている事をスッキリまとめられている気がします。