秋華神社

2021年2月5日【金】14時17分14秒

新型コロナウイルスの抗体検査の結果がでましたね。
抗体保有率は、東京で0.91％、大阪で0.58％、愛知が0.54％、宮城で0.14％、福岡で0.19％だったそうです。
抗体保有率から、最低限感染者数が分かります。
ただ、実際はこれよりも多い数字になりますね。
抗体ができたけどなくなった人、抗体ができなかった人、新コロで亡くなった人などもいますから。
まあザックリと最低人数、或いは近い数字が分かると言えるのではないでしょうか。
で、まあ私の感覚で日本全国平均すると、0.4％くらいかなぁ～なんて思う訳です。
これで計算すると、約５０万人が新コロに感染した計算です。
あれ？意外と出ている数字、４０万人に近いですね。
検査したのが１２月の末だから、当時の感染者数は２０～２５万人と比べても差が少ないかな。
日本が出している感染者数は、同じ人の陽性反応なんかも一緒になっているという話もありますが、まあ数字は数字として受け止めると、そんなに変わらなくなってきました。
その理由として考えられるのは、繰り返しの陽性反応も含まれるでしょうが、かなり見つけているという見方をした方がいいように思います。
実際その可能性はずっと言ってきましたからね。
おそらくですが、出ている数字の数倍程度くらいしか感染者っていないのではないでしょうか。

感染者は実際は少ない、医者は良く見つけている、と喜ぶ人もいるかもしれませんが、でも冷静に考えるとこれはマズイですよね。
致死率は現在出ている数字の１／１０くらいかと思っていましたが、半分程度に収まる可能性があります。
つまりこの後少し致死率は上がるでしょうから、終わってみれば1～2％くらいではないでしょうか。
1％あるとしたら、１００人に１人は死ぬ計算ですよ。
インフルエンザなんてくらべものになりません。
私は当初、インフルエンザの１０倍程度、0.5％の致死率くらいだと予想していましたが、これよりも大きくなる可能性が高そうに感じます。
とにかく感染したら結構ヤバいので、『ただの風邪』レベルとは言えないでしょう。

で、もう一つ気になるのが、大阪の少なさです。
東京と同じくらいの割合で感染者が見つかっていて、死者も東京よりも多いです。
なのに実際の感染者は少ないわけで、致死率が東京の倍以上あると言えるでしょう。
大阪の死者が多いのはお年寄りが多いからだという声もありましたが、東京の倍以上お年寄りがいるわけでもないでしょう。
この数字は異常です。
つまり何かしら大阪の対応には問題がある可能性があるという事です。
あくまで可能性という事で、問題があるとは断言できませんよ。
ただ、何かしら理由がないとこういう数字は出てこないと思うので、大阪は少し新コロ対応を見直す必要があるかもしれません。

なんにせよ、出ている感染者数と現実の差は、去年よりも圧倒的に詰まっていると言えるでしょう。
つまりは無症状者やそれに近い人も、実は思った以上に少ない可能性があります。
当初私は92％くらいが無症状かそれに近い人と言ってきましたが、70％くらいに下がる計算です。

今回の抗体検査の結果から見えたものは‥‥
①感染者数は現実に近くなった。
②かなり感染者を見つけるのが上手くなった。
③致死率は結構高い可能性が高い。

そんな所です。