私は参政党を応援していました。
というか『神谷宗幣』さんを10年以上前から応援しています。
でも今回の選挙は、『えっ?』と思う事が結構ありました。
そのたびに動画やツイートなんかを見て、本当の所はどうなのか確認作業をしてきました。
でも、そんな事ができるのは時間のある人だけなんですよね。
勘違いしたら普通はもうそれで終わりなんです。
一般国民は一番表の所だけを見て、疑問に思っても動画なんて見てくれません。
今回の参政党の選挙戦、正しかったか間違っていたかは分かりません。
結果から見れば、1議席をとって政党要件も満たして、一応目的は達成できました。
結果だけを見れば成功と言えるのでしょう。
ただ、本当にそれで良かったのかどうかは、今後を見てみないと分からないと感じます。
とにかく勢いに乗ってやったって感じで票を集めましたからね。
この反動は多少出てくると思うのですよ。
選挙前まではまだもう少し慎重に言葉も選んでいたように感じます。
でももうハッキリと陰謀論と言われるがままの発言をしていました。
説明が必要なんですよ。
本人はそれが陰謀論ではないと確信していても、普通の人が見ればおかしいと感じるのです。
それでは無党派層は付いてきません。
0と100で語ってはいけないのです。
ハッキリとしていない事は可能性として話す必要があるのです。
賢い人はそれを見抜きます。
女性天皇云々の話も、普通の人が聞けば誤解します。
『演説を聞いてくれたら分かります』とかいうのでは駄目です。
普通の人は何時間もの演説なんて聞きません。
誤解されない言い方を常に心がけないと駄目なのです。
最初は結構注意していた気もするんですけどね。
でもまあハッキリ言った方が受け入れられるところもあるので、票を集める事に関してはこれで良かったのかもしれません。
だから此処からが重要になると思いますから、方向性をもう一度考えて欲しいです。
それと、これは言っちゃ駄目だと思った事があります。
『応援はいらない、自分たちでやってください』
本音なんでしょう。
みんながやってくれないと日本は変わらない、それはそうかもしれません。
でも応援する人を否定していたら、投票もしてくれません。
せめて、『投票だけでもいいけど、できれば少しでも一緒にやってくれると嬉しい』それくらいでやらないと多分参政党では限界を感じます。
『だったら知らねぇよ!』って思うと思います。
なんで俺だけが頑張って、みんなの面倒見ないと駄目なんだよって、普通思うでしょう。
自分たちの事なんだから真剣に考えろよって言いたくもなるでしょう。
でもそれでは動かない人たちが投票に行ってない人たちなんです。
政治の事がよく分からず、勉強しても賢くなれない人が大勢いるんですよ。
そういう人を動かさないと変革は無理です。
権力を手に入れる人ってのは、『煩わしい事を代わりにやる』から権力を手にできるんです。
票を集めるとはそういう事なんです。
まあでもこれから国政に出て、説明できる機会も増えるでしょう。
丁寧にやっていって欲しいですね。
もう一度言っておきますが、これは私の考えであり、どっちが良かったか、どういうやり方で行くのが良いかなんて、結果論でしかないからわかりません。
ただ私は『説明しなくても大丈夫なように誤解されないような発言を心掛ける』事と、『応援も素直に受け入れる』この二点を今後気を付けてくれれば嬉しいかなって思いました。