秋華神社

2020年4月17日【金】17時39分54秒

今日は、緊急事態宣言について思う事を書きます。
前に書いたのもその通りなのですが、違った所もありましたので今の考えです。
色々な人の意見を聞いて、実際始まってみて、思う事もありますからね。

まず、私は何かを発言する時、感情、理屈、勘の３つの視点から発言します。
一々その時にどれかと言う事もありますが、言っている事が違うと感じる事があればこれらが違うと思って下さい。
今回はそれぞれに分けて書き、まとめたいと思います。

感情で緊急事態宣言を語るなら、よくやってくれたという思いです。
何故なら私の感染リスクは下げられ、私自身の精神衛生上も良くなっているからです。
しかり理屈で考えれば緊急事態宣言は国民を馬鹿にしていますし馬鹿にしています。
文章で書くとややこしいですね。｛苦笑｝
馬鹿になるような対応をしているし、馬鹿として扱ってもいるという事ですね。
政府が言うからやるでは、国民の思考を止めてしまいます。
本来なら今の状況がいかに不味い状況かをしっかり全ての国民に伝え、自己責任で行動してもらうべきなのです。
それで医療が崩壊に向かったら、おそらく国民からも声が上がり、みんなでどういう方向に進むべきか考えるでしょう。
働けないでは生きていけないわけで、なんとか働く方法を模索するはずです。
どうすれば会社に行けるのか考えるはずです。
リスクが避けられないのなら、とりあえず働けない期間はバイトをするなどの選択肢もあるはずです。
そういう国民が本来やらなければならない事すらも止めてしまっている気がするのです。
確かに危機感は伝わったし、効果はありましたよ。
でも、これで良いのかは疑問です。
このままだと本当に経済が崩壊し、新コロ後の日本は正に戦後常態となるでしょう。
さて、そこに外国の悪意が迫ってきたら、日本はどうするんでしょうね。
経済がダメな状態では戦えません。
一気に他国に呑み込まれるような事になれば、新型コロナウイルスで１０万人死者を出すよりも酷い状況になる可能性もあるのです。
生きていれば復活できるという考えも、死んだらそれこそ経済が落ち込むという考えももちろん正しいです。
しかし死なないようにする事と、経済を守るという事は、ほぼ同じくらい大切なのです。
私の勘は、そこまでの危険は現在感じていません。
だから全体的にはまあどっちでもいいかなというのが私の結論ではありますが、こういうデメリットもあるという事は理解しておいた方が良いと思います。

そこで必要なのが、国民は緊急事態宣言に引きずられないように、自分で考えて行動するという事です。
自粛と言われて黙って何もしないでは助からないかもしれませんよ。
あなたの会社や職場は本当に大丈夫でしょうか。
職場自体にリスクが無いなら、なんとか働く方法はないか考えた方がいいです。
今必要とされていない仕事なら、新コロ後の世界でも必要とされない可能性があります。
どう考えても不況がやってきますよ。
今求められていないものは、不況の中では求められないかもしれません。
だったら早々に見切りを付けて退職し、必要とされる所でアルバイトでもした方がマシです。
できれば最も必要とされるであろう、農業など必需品を生産する所で働く事です。

緊急事態宣言は、こういう事を考える思考を消してしまっています。
自粛と言われれば、ただ自粛すれば良いわけではないのです。
情況を知り、今何をするべきか、緊急事態宣言に惑わされずに考えて欲しいですね。

まあこんな所です。
正直メリットとデメリット、両方が今あります。
このデメリットを取り払うのは、国民の自発的な行動しかありません。
それをすれば、緊急事態宣言も良い結果をもたらしたと言えるでしょう。
でもこのままだと、新コロは抑えられても経済が崩壊し、どっちが良かったのか分からなくなります。
緊急事態宣言を推していた人は、『死者を減らせたのだから良かった！』と言うでしょうし、反対していた人は『ほれ見た事か。結局経済崩壊で死者が増えただけだ！』というのです。
緊急事態宣言が良かったかどうかは、国民がどうするかにかかっていると思います。