秋華神社

2020年4月16日【木】14時18分22秒

コビド１９、新型コロナウイルスの認識は、かなり深刻なものへと変っています。
それでもまだ、新コロはインフルエンザと大して変わらないと思っている人もいるようです。

ハッキリ言って、今の社会ではメチャメチャヤバいウイルスですよ！

致死率はインフルエンザの１０倍から２０倍と言われています。
私の計算でもだいたいそれくらいで、重症化率もこれと同じくらいです。
とはいえ、致死率は１％程度です。
それを聞いて、『１％でしょ？年寄りならともかく、若ければ大丈夫！』なんていう人がいます。
確かにその人個人で見れば、これはこれで間違った認識とは言えません。
しかし新コロによる問題はそれだけではないのです。
インフルエンザの１０倍重症化するという事は、１０倍入院する人が増えるという事です。
別の言い方をすると、医療リソースを１０倍くってしまうのです。

日本は新型インフルエンザに対応する為に、ある程度対策はとっています。
しかしその１０倍も入院者が増えてしまう事なんて想定していません。
増して新コロは治りにくく、インフルエンザが約１週間で治るのに対し、１ヶ月以上、つまり４倍以上病床を占有してしまうのです。
両方合わせれば、新コロはインフルエンザの４０倍の医療リソースをくってしまうのです。
そんなの、少し広がればたちまち医療は崩壊してしまいます。
単純に４０倍と言いますが、人間４０倍も働けません。
それが今求められているわけですから、確実に医療従事者の中に疲労がたまり、亡くなる方も出てくるでしょう。

そして病床を占有してしまったら、他の病気や怪我で入院するべき人も入院できず、助からない事にもなります。
今は盲腸でも死ぬ可能性があると考えた方がいいです。

ハッキリ言って、新型コロナウイルスは、インフルエンザの１００倍は恐ろしいと思った方が良いのです。
ワクチンや治療薬が無い現時点での話ですけれどね。

おそらく新コロ後の世界では、医療リソースを増やそうなどという話が出てくると思います。
でも、１００倍恐ろしいのに少し増やす程度では焼け石に水です。

ではどうするのか！？

それはもう社会全体を感染症に強いものに変えていくしかないのです。
おそらくそんな取り組みが徐々に行われていくでしょう。
いや、既に行われています。
在宅勤務に切り替えている会社もありますね。
在宅勤務ができない仕事なら、電車を使わない通勤方法を考える必要があるでしょう。
例えば自転車通勤、バイク通勤、或いは会社の近くに引っ越すなどという事も、今からやっていくべきです。
この新コロは、そう簡単には収まらない可能性が高いです。
長期戦になるのです。
だったらもう今からやって、その中で働いていかないと、マジで経済が崩壊し取り返しがつかなくなります。

なんとか働く方法を考えて、実行していかなければならないのです。
国に頼っていても限界があります。
個人、会社が動き出す必要があります。
会社の近くは家賃が高くて住めないなら、いっそ会社ごと地方に移る事も考えるべきです。
会社は社員全員を引き連れて地方に移転し、そして近くに社員は住んでもらうのです。
そもそも通勤に毎日往復２時間とか、無駄すぎます。
これを機に改善するべきなのです。

どうにもならない人は、転職も考えるべきです。
新コロ後の世界は、おそらく食料危機や必需品の不足が考えられます。
そういう業種に転職して、日本の為に頑張るのもいいでしょう。

医療崩壊承知で社会活動を元に戻すべきという案もあります。
ただこれはとてつもないリスクがあります。
ある程度抗体が確認されていればできなくはない手ですが、医療崩壊は確実です。
医療従事者にどれほどの負担になるか分かりません。
そして死者も相当数出る事になります。

私が死者の最少と最大を計算した所によると、５０００人から５４０万人まで可能性があります。
感染者数１００万人から、集団免疫を獲得する６０００万人まで、或いは医療崩壊しない場合とする場合、或いは致死率０．５％から１％との幅で考えています。
個人的に今の予想をするならば、感染者１０００万人、医療崩壊により死者は５倍、致死率は０．８％で、４０万人の死者と言った所でしょうか。
個人が十分注意して感染者を半分にできたとしても、死者２０万人と言ったところかと思います。
テレビでの予想とも大体あっていて、何もしなかった場合は４０万人としていましたね。

４０万人も亡くなれば、当然経済にも大きな影響が出るでしょう。
どっちにしても経済には大きな影響がでてしまうのです。
だったら死者をなるべく減らし、その中で働く方法を今から考えて実行していく必要があるのではないでしょうか。
政府もそれを援助する方向で積極的に動くべきです。
中国から国内回帰を推進していますし、そういった製造現場に転職するのも良いかもしれません。

なんにしても、一極集中の今の日本の状態から脱却し、こういった事態に強い日本へと今から変えて行く事を望みます。