秋華神社

2020年7月5日【日】09時29分59秒

東京で再び新コロナウイルスが広がってきていますね。
正直私の予想よりも早いという感想です。
夏は感染力が弱まるはずなんですけれどね。
南半球で今感染が拡大しているのを見ると、そういう事ですから。
ただ、少し弱まるだけというのも分かってはいましたから、広がるのは広がるのです。
そしてそのペースが思った以上に早いというのは、我慢できない人が多かったのでしょう。
悪い意味で言っているのではありません。
仕事だから仕方なくという人もいるでしょうし、感染しても大きな問題にならない今だからこそと行動していた人もいたでしょう。

なんにしても、今再び東京は選択を迫られつつあります。

ではどういう選択があるでしょうか。
私は一時期、感染が懸念される夜の街とライブハウスだけとりあえず止めれば良いと言っていました。
しかしこれは無理だという事に気が付きました。
ライブハウスはともかく、夜の街というのはお金の動く桁が違います。
休業補償するにも難しいし、国民の理解を得られないでしょう。

やるなら全員一緒に緊急事態宣言という事になるわけです。
しかしこれは経済にダメージが大きく、普通に考えればもうできません。
最悪後１回あるかもしれませんが、それは秋以降にとっておくべきです。
私は緊急事態宣言自体反対ですが、それしかできないというのならそうするでしょう。
私は以前から言っている通り、シラスと毎月定額給付と減税でやるべきだと思っています。
シラスは情報提供、毎月定額給付は国民への対応を促し、減税で国民の生活を補助します。
これをすれば感染をある程度の所で防ぎ、医療崩壊も起こさない程度でバランスが取れると考えます。

まあとにかくこれをしない以上は、いずれまた国民への行動制限がありえるというわけです。
それをやらせるも避けるも国民次第ですが、今の所再びやらせてしまいそうな気配ですね。

さてではその基準を考えたいと思います。
東京の病床は約3000床だったかと思います。
過去のデータから、重症化率は約２割で、この人達は確実に入院せざるを得ません。
逆に８割は、なんとかすれば宿泊施設で行けるでしょう。
正直本音を言えば、４割は入院が必要レベルかとは思います。
あくまでギリギリ最悪レベルで計算します。

２割が3000床を埋める場合、感染者数は15000人となります。
だいたい完治まで１ヶ月を要すると考えて、月にこれだけ必要なわけです。
１日で割ると500人まで新規感染者を出してもなんとかなる計算です。
おそらくこの少し下辺りを基準に東京都は考えているように思いますが、私は1000人くらいまで様子は見れると思っています。
そこで対応しても、春の感じから言えばなんとかなります。
それに流石にここまで増えれば都民も危機感を持たざるを得ないでしょう。
できれば政府対応ではなく、国民自らがそちらに動く方が望ましいのです。

まあでも300人400人くらいで、アラートだなんだと動きだしそうですけれどね。｛汗｝

これは勝手な想像ですが、スウェーデンでは感染者がある程度増えてくると、それ以上ペースが上がらなかった時期があります。
おそらくどこかで一旦頭打ちになるような気がするのです。
スウェーデンでは約700人辺りでそうなったので、東京では1000人くらいが想像できます。
人口密度や文化、国民意識等も違いますから、一概にここだとはと言えませんが、私はもっと少ない段階でそれは来ると期待しています。
それが500人未満で有れば、政府が何もやる事なく、なんとか耐えられると思うのです。
私は1000人くらいまでは様子見で良いと思っていますが、最低でも500人までは様子見してもらいたいですね。

もちろん此処で止まったとしても、いずれはそれを突破する時もくるでしょう。
秋以降は感染力も高まりますからね。
でもそれまでに、夜の街の住人だけでも抗体を持つ事ができれば、今スウェーデンが一気に死者を減らしているように、日本もできるのではないかと思っています。
ようは高齢者に感染させなければいいのです。
若い人は概ね治ります。
そして高齢者ほど新コロを恐れているのはあたり前で、数が増えれば自己防衛するでしょう。
スウェーデンでも高齢者の外出自粛は行っているようです。

それとですね、今既に感染者が若い人に集中し、高齢者の感染は少なく、重症者もかなり少なくなっています。
宿泊施設の確保さえできれば、今の状態なら1000人でも2000人でも医療崩壊せずに立ち回る事は可能なのです。
まあそう上手い事も行かないとは思いますけれどね。
数が増えればいずれ高齢者にも感染は広がります。
だから1000人以上の感染者をずっと出し続けるのはマズいですが、そこまで様子見するのはアリかとは思っています。

正直、私は身内に感染したら死が考えられる年齢の人がいるわけで、できれば収束させる事を希望していますよ。
これは個人的な感情です。
ただ、日本という国、全ての国民の事を考えれば、ここまで書いてきたような判断にならざるを得ません。
経済を止めれば、あらゆる所に問題が生じ、死者数で見ても結果悪かったとなりかねません。
そうですねぇ。
新コロによる死者数が30000人くらいまでなら、経済を動かしていくべきだと思っています。
来年の春までに、最低10000人の死者は想定の範囲内で判断しています。
よっぽど経済を犠牲にするか、私の最も求めるシラスからの対応をしない限りは、10000人は行くでしょう。
経済と天秤にかけ、これくらいは仕方がないと私は判断します。

これは一応ネットの色々な人の意見を考慮した結果です。
何度も言いますが、私の感情では収束です。
でも、経済的にヤバくなれば、日本そのものが揺らぎかねません。
鎖国ができればと思うのですが、今の日本ではずっと続けるのは無理なんでしょうね‥‥
できるなら経済的にも鎖国して収束させるのが一番いいんですけれどね。
ただもう一度緊急事態宣言をして、春よりも長いとなると、それはそれでヤバいです。
チャレンジは１回キリだったのです。

そんなわけで、東京の対応は１日1000人の感染者がでるまでは様子見で、もちろんそれまでに高齢者への感染が増えればその時点で対応。
最低でも500人までは様子見してほしいと思います。

ちなみに私が最も大切にしている基本は、『「今の医療体制」で医療崩壊を起こさない事』です。
それさえ守れたら最悪にはならないので、此処だけはと思っています。

※※追記※※７月７日２３：１５

死者数や重症者数が減っている原因として、私は高齢者への感染が少ないからだと判断していました。
しかしそれ以外に、夏に人の免疫力が高まる説や、弱毒化している可能性なんかもあり得ます。
弱毒化しているなら、もう既に普通の風邪として扱えるレベルになっている可能性もあります。
その辺りの見極めができるのは医者だけかと思います。
もしもそうならきっと医者はそう言うでしょう。
なんせ新コロ対応していても儲からないわけで、風邪で扱えるのならそうするはずだからです。
それがまだ無いという事は、弱毒化と判断するには早いという事です。
もうしばらく様子を見る必要があるのでしょう。