秋華神社

2016年7月4日【月】22時09分51秒

最近色々と勉強していくと、つくづく宗教って怖いなと思う。
宗教とは変わらない与えられた思想だ。
融通が利かないのでかなり恐ろしい。

いくら教えが素晴らしくても、それを否定された時の発狂具合は怖い。
確かに尊敬する人がバカにされたようなものだから怒りもするけれど、だからと言って日本でもその価値観や思想が通用するものではない。
ものには順序というものがある。
色々な人々が集まって暮らすのなら、まずはその場所でのルールを守らなければならない。
そして組織に属したらそこでの規律も大切だ。
宗教や思想などはその次である。

富山であった、コーランを破棄してしまったという事件の事を私は知らなかった。
当時はかなり大きなニュースだったそうだが先ほど初めて知って驚いた。

富山のコーラン破棄にかかわるパキスタン人騒擾事件

日本人の女性がコーランを破棄した事にパキスタン人が怒って日本でデモや抗議を行ったそうだ。
確かに我々はコーランがどのようなものなのかあまり知らないが、聞けば気持ちも分からなくはない。
おそらく国家間で言えば国旗を焼かれるような屈辱だろう。
アメリカで国旗を焼いたらどんな事になるか分からないくらい、人々の心を傷つける行為だ。

でもここは日本である。
やはり日本で暮らしているのなら、まずは日本の法律や規律、次に企業や学校などのルールが優先される。
思想や宗教はその次なのだ。
そして判断するのは、日本人の価値観でとなるのがあたり前だ。

仏教なら仏像を壊されたり、神道ならお札を焼かれたりするようなものなのだろうか。
そう考えると確かに怒りたくなる気持ちも分からなくはない。
でもやっぱり、ここは日本なのである。
日本のルールに従えないのなら、日本に来る事は許されない。

オタクで言えば、アニメグッズを捨てられるようなものだ。
もしも宗教や思想で罪の重みが変わるのなら、オタクグッズを捨てた人は皆罪人である。
『全国のオタクの気持ちを踏みにじった！』とオタクは声をあげていい。
そしてこの世の半分くらいの人が罪に問われる事になるのだ。

ムスリム国家のモスクが焼かれたとか言われれば確かに問題ではある。
日本の神社が焼かれるようなもんだから流石に怒り狂うだろう。
でも例えばアメリカにある神社が焼かれても、嫌な気分にはなるけれどアメリカの事だから仕方がないと思う。
それに神もそんな事で怒っていざこざを起こす事を望んではおられまい。
しかしイスラム教の方は、コーランに対する思い入れがかなり強いようだ。
流石に怖いと感じてしまう。

日本政府は、外国人に長期滞在許可を出す場合、ちゃんと確認をとってほしい。
宗教の自由は保障するが、日本の法律や組織の規律の方を優先するという事を伝えないと駄目だ。
最近のイスラームテロを見ていても思うよ。
これじゃ戦争が起こって当然だ。
一部の宗教思想はルールで縛れないようだからね。
歴史を動かすのも思想だ。
だからこそ、凝り固まった与えられた思想ほど危険なものはない。

おそらく日本人は、長い歴史の中でそういう事を勉強してきたんだろうな。
だから今、無宗教で色々と嗜む程度の人が多い。
既に江戸時代には、カトリックを禁止していた歴史もある。
危険に気が付くのが早かったのだ。
教えが素晴らしい事は認める。
ただ、それが否定されたからと言っていがみ合っていては教えになんの意味もなくなる。
結局否定する奴に鉄槌をくらわすか、全員排除という結論しか出てこない。

まだもうしばらくは別々に暮らした方がいいのかな。
きっと変わってくると思うから、一緒に暮らすのはそれからでも遅くないかもね。