秋華神社

2016年7月4日【月】23時07分34秒

喧嘩をした時は、相手が何に対して怒っているのかを理解しないと仲直りできない。
それが親友相手なら分かるかもしれないが、全くの異文化人となると分からなくて当たり前だ。
となると、一度喧嘩をしてしまうと、もしかしたら一生仲直りができないかもしれない。
だから宗教戦争というのは、長い歴史の中で続いているような気がする‥‥

日本人は、宗教に対してとても疎い。
神道が国教のようなものだから寛大に受け入れたりもするが、何か問題が有っても何が問題なのか分からない事があるように思う。

外国人と宗教の話をするのは怖そうだ。
何処に怒りのスイッチがあるのか分からない。
富山のコーラン破棄にかかわるパキスタン人騒擾事件も、価値観の大きな違いから問題が大きくなった。
おそらく日本側が大きく譲歩する事で一応の決着がついたのだろうが、納得できなかった人も多かったように感じる。

異文化人と共に暮らすという事になれば、あたり前だけれど価値観や思想の違いによって些細な事が大きな問題になり得る。
だから当然、日本に住む人には日本の価値観や思想を理解してもらっておく必要があるだろう。
しかしその逆もまた然りではないだろうか。
いくら相手が日本を理解していようとも、感情というのはそう簡単にはコントロールできないのだ。
日本側にもそれなりの受け入れ態勢がないと必ず問題が起こってしまう。
各宗教ごとの怒りスイッチとか、小学生から道徳の授業にでも教えておいた方がいいのではないだろうか。

とは言え、基本は日本に来る側に問題解決を願いたいね。
そういえばイスラム教のバングラディッシュ人と一緒に仕事をした事もあったな。
日本の常識、会社のルール、何度言っても行動を改めてもらえなかった。
仕事を監視するしかなくなり、自分の仕事が行えない始末。
生産性が２倍になるどころか半減するという、会社にとってはありがたくない話だった。
ストレスで血尿も止まらなくなったよ。｛笑｝

経団連は労働力が欲しいからと移民を訴えるけれど、逆に生産性が下がる場合もあるんだよ。
現場で働く人のストレスは半端ないし、無駄な労働も増えるんだよ。
その辺り考えて欲しいね。

おっと話しがそれたけれど、異文化人、特に特定の宗教に思い入れのある人というのは、お互いが相手を尊重し合えないと付き合いが難しい。
『尊重し合う』だよ。
どっちかだけが寛大になっても駄目だ。
必ず問題が起こる。
だから交流をするってのも良いんだけれど、まずは知識面で勉強しておかないと駄目なんじゃないだろうか。
これから先、世界の人達と更に接近していくというのなら、自国の神道はもちろんしっかり勉強して、他国の宗教もポイントと怒りスイッチの場所くらいは教えておいてほしいね。

私自身は勉強すればいい話だから、私の事を言っているわけではないよ。
教えなければ学ばない人もいて、そこから必ず問題が生まれるから教えろって事ね。