秋華神社

2016年6月14日【火】16時52分42秒

日本は安倍政権になってから金融緩和しまくっている。
しかし全くインフレになる気配がない。
どうしてなのかと経済の専門家もビックリしているのだろうか。

マクロ経済政策の第一人者ポーゼン氏「日本の賃金低迷は経済学者の失敗」「われわれが言おうとしたことの多くが効果を挙げなかった」

日本という国は特別なのだという事かもしれない。
普通に考えれば消費税の増税が最悪だったわけだが、普通の国ならインフレになってもおかしくないレベルだ。
しかし日本人というのは他の国とは違う。
質素倹約に生きる事を美徳とし、無駄遣いはしない。
金があるからと言って無理に使う事はない。
更に状況の好転を見て安心しないと動き出さない。
かと言って国家を全く信用していないわけでもなく、日本人は日本人を信じているから金の存在は信じる。
金融緩和しているとはいえ、その金は金持ちに流れる仕組みもある。
後、日本人は借金が嫌いだ。
だからそもそも借金によって金を流通させるという仕組み自体受け入れ難い。

ぶっちゃけ、今政府紙幣を発行して、国民全てに１億円ずつ配ってもインフレにならない可能性さえある。
宝くじが当たっても全て貯金する人がほとんどなのだ。
一度試してみて欲しいのは、やはり政府紙幣の発行である。
これでも本当にインフレしなかったら、日本の財政運営は圧倒的に楽になるよ。
１人１億円は大げさにしても、意外と近い事は出来るかもしれないと感じる。
ベーシックインカムを政府紙幣で運用しても案外成立するのではないだろうか。
少なくとも、全世界で一番成功しそうな国は日本だと思う。

日本人は、野望を持つ人もいるけれど全員が全員そうではなくて、多くは質素倹約で良いと思っている。
明日に不安なく死ぬまで普通に生きられたら幸せなのだ。
そういう国には、そういう国の運営の仕方があるはず。
一気にやらなくてもいいので、少しずつアプローチしていってもらいたいね。