秋華神社

2016年6月13日【月】11時19分15秒

国はどうして存在するのだろうか。

日本の歴史を語る時、まずは縄文時代から始まる。
人はバラバラに暮らしていた。
しばらくすると、家族、友達が集まって生活するようになる。
稲作が始まる。
そうすると、他の奴らが他人の食料や田んぼを奪いにくる。
守る為には更に人が集まって暮らす事になる。
おそらくこれが弥生時代の始まりだ。
やがて村になり、リーダーが生まれる。
奪う方も数を集めて盗賊になる。
盗賊と話し合い、物を分け与える事で村を守るガードマンにする。
ウィンウィンの関係だ。
そういうガードマン付きの村の集まりが、大きくなったり合併して国が生まれる。

国が存在する意味はつまり、土地と人を守る為の警察、或いは軍隊を持つ為だったのである。

しばらくすると、秩序を保つ為にルールが決められたり、リーダーが軍を動かして民の不満に対応するようになる。
でも本来の目的は、やはり自分の国の民が平和に生きていく為に国が存在するのだ。
決して民を奴隷のように扱ったり、子分にする為ではない。
日本では奴婢という奴隷のような者がいたようだが、奴隷とは少し違う。
強制的ではあったかもしれないが、あくまで仕事を与えるという形だった。

話がそれたが、国家政府の目的で最も重要なのは、国民の土地財産や権利を守るという事である。
憲法９条なんかがある日本は、その最も大切な部分を放棄しているという事だ。
ぶっちゃけ国である意味がない。
もちろん国を守るというのは外敵の武力からだけではないし、貿易ルールの交渉なんかも含まれる。
しかし最も大切なのは、やはり武力から土地財産を守る事だ。
代わりに貢ぎ物をしたりすれば、本来の目的を達成できていない。
国民の財産を守る為の国なのに、それをプレゼントしてどうするのかって話。

憲法９条改正に反対している人はもう一度考えて欲しいね。
日本国はいらないと言っているようなものだよ。