秋華神社

2016年6月18日【土】11時30分16秒

ちゃんと内容を知ると、かなりしっかりとしたやり取りが行われているんだね。

日本政府、中国側に反論「自由に航行できる海峡ではない」
中国側に反論「自由に航行できる海峡ではない」

昨日動画を見て分かったんだけど、中国のやり方って凄く賢いよね。
動画も貼っておこうかな。



上のリンク記事だけを見ていると、『日本よしっかりしろ！』って思うんだけど、下のリンク記事を読むと日本もしっかり対応しているのが分かる。

九州のすぐ近くの領海内を中国船が航行した。
この行為自体は国際ルールには違反していない。
他国領海内は、同じ速度で真っすぐに通り抜けるのは許可されている。
中国はこれを言っている。
それに対して日本は、「国際海峡」には指定されていないと反論。
わざわざこの海峡を他国の船が航行する理由は無く、航行自由の海には指定されていないって事ね。
だからそれは、『挑発に感じるぞ！』って指摘だ。
まさにグレーゾーン対決である。

ちなみに尖閣諸島周辺での話は、領海内ではなく接続水域内での事だけれど、問題としては大きい。
詳しくは動画を見ていただければと思うけれど、ロシア艦の通過に合わせて、監視行動をしている風を装っている。
尖閣諸島は中国の物だから、それを守るための行動を実際にして見せたわけだ。
私有地には入ってないけれど、他人の家の前で『ここは俺の家だから近づくな！』と、にらみを利かせていた感じ。
日本としては、『いやあんたの家じゃなくて私の家だから！むしろあんたが不審者だから！』ってなるよね。

簡単に言えば、ルールを破らなければ何をしても良いと思っているのが中国。
その中で最大限挑発し、日本の出方をうかがっている。
日本はしっかり抗議していくしかない。
抗議を止めたらますます挑発はエスカレートするし、間違っても武力による排除は駄目だ。
中国はそこから自分たちを正当化して、真っ当に日本を貶める事ができるだろう。
それは避けねばならないので、まずは何が悪いのか整理して抗議する。
武力行使は、中国政府（中国軍）が確実に国際ルールを破って、忠告も受け入れなかった時だけだね。