秋華神社

2016年3月10日【木】11時56分25秒

私は、スマホ向けゲームのガチャ確率表記に関して、特に思う事は無かった。
いや正確には、色々考えてはいたけれど無くてもそう大差はないと結論を出していた。
儲ける為には無い方がやりやすいだろうし、金儲けでゲームを運営している以上、確率表記がないのもそれはそれで仕方がない。
その方が金を使う人が多いというのならそうするだろうし、確率表記されている方が安心するというのならそれも分かる。
確率表記されている方が良い部分は安心感。
私はいくつかのゲームでデータを集めてみたが、概ね確率通りに収まっている。
それを見れば安心できるわけで課金もしやすくなる。
逆に確率表記しない事にもメリットがあり、甘い汁を吸わせておいて後に絞れば、『今回は運が無かった！今回だけは課金するか！』というように思わせて儲ける事が可能。
例えそこで多少無課金ユーザーが離れたとしても、次に再び甘い汁を提供すれば、離れ切れなかった人たちは戻ってくるわけで問題がない。

でも、某所でのユーザーの発言を見て、ガチャ確率は表記するべきだと感じた。
これはユーザー側の視点ではなく、ゲームの未来の為に。
かなりの課金をしたのにガチャで爆死し、もう二度と課金しないという人がいたのだ。
手痛い目にあった人は、概ね学習してもう二度とそのような事がないように注意する。
もちろん誘惑に負けて再び課金する人もいるだろうが、自分の経験からすればそれは少数派だ。
となるとゲーム業界全体を見れば、それは客を失った事になるので損なのではないだろうか。
一部のゲーム会社は儲けられるけれど、他のゲーム会社からしたらたまったものではない。

まあこのスマホ向けゲームが流行っている時代もいずれは終わるのだとは思う。
だからその間に稼げるだけ稼いでおこうっていうのも分からなくはない。
ただ長い目で見れば、より長く続いた方がゲーム業界にはプラスになるのではないだろうか。
ガチャ確率の表記に関しては今までも色々言われているし、ゲーム業界の為になるのならこの際国が表記を義務付けても良い気がする。
ユーザーには安心感を与え、ゲーム業界には長い目で見てメリットがあるわけだから、誰も反対できないと思うんだよね。
春から何か少し変わるとかって話も聞くけど、それって確率表記の話かな？
だとしたら良い変化だとは思うけれど、そうではないのなら、確率表記は義務付けするべきだね。

ちなみに個人的ユーザー目線では、表記よりも体感が大切かな～