秋華神社

2020年1月6日【月】14時08分07秒

はい、今日は、金融緩和の深掘りをしているのにどうして景気が良くならないのかをお話します。
ちなみにこちらのサイトでの発言は私のつぶやきでございます。
それなりにまとめて書く場合は、日本を考えるぼっちの会の方で書く事にしていますので、その辺り察してください。

金融緩和でそもそも何故景気が良くなるのでしょうか。
金を借りた時の金利が下がれば、金を借りる人が増えますね。
金を借りたら当然使いますよね。
金を使う人が多ければ当然金が巡ってくる可能性が高くなり、景気は良くなっていくわけです。

でもですね、金融緩和の深掘り、特に最近言われるのは『マイナス金利』なわけですが、ここまで来ると効果は薄くなって当然です。
何故なら、マイナス金利になった所で、国民が借りるのに影響が無いからです。
借りたらお金が貰えるなんて事にはなりませんよね。
そうなるのなら効果はありますが、マイナス金利は国民には影響がほとんどないのです。
影響があるのは銀行です。
銀行は今まで国債を買って儲けていましたが、持っているとむしろ金利を取られてしまうようになりました。
となると、他で稼がなくてはなりません。
本来の仕事である投資が必要なわけです。
つまり誰かに金を貸さないと駄目なのです。
その圧力によって金を貸す量を増やし、金を増やして景気を良くしようという作戦です。

さてそれで景気は良くなるのでしょうか。
当然ですが、景気上昇圧力にはなり得ますよ。
でもその効果は薄いようです。
何故ならそもそも国内に借り手がいないのですから。

マイナス金利だけでなく、今の日本で金利を下げる効果というのは少ないです。
それは国民が借金をしてまで何かをする事が少ないからです。
金利が低いというのはそういう事ですし、それを利用しているのも外国人です。
円キャリートレードをする人が多いですよね。
金利の低い日本の金を借りて使うのは外国人であり、そしてそれを外国に投資するわけです。
分かりやすくいうと、日本の景気を良くしようと金をばら撒いたら、その金を集めて使うのは外国人だったり、使う場所も外国だったりするわけですね。
それでは効果が薄くなるのも当然ですよね。

ほら、ソフトバンクの孫さんなんて、日本の銀行から大量の金を借りてますよ。
それを日本で使ってくれれば、日本の景気は良くなるでしょう。
でも投資先はほとんど外国なわけです。
そんなんで日本の景気が良く成る訳がないのです。

今、日本の景気を良くする為に必要なのは何でしょうか。
日本国内に金を回す事と、お金を借りて事業を起こしたい人を増やす事です。
その為に必要なのは何かといえば、減税と規制緩和ですね。
減税すればみんなに金が行きわたりますし、規制緩和をすれば新しい事業がやりやすくなります。

そんなわけで、今は減税と規制緩和が早急に必要だと思います。