秋華神社

2019年5月12日【日】15時10分45秒

私が現在暮らす大阪は、とても信号無視をする人が多いです。
正直東京暮らしの長かった私としては、ちょっとそれが嫌でした。
特に自転車の信号無視は危険を感じます。
青だから渡ろうと思ったら、目の前を信号無視をした自転車が猛スピードで横切ったりします。
走って渡ろうと駆け出していたらと思うとゾッとしますね。

そんな大阪ですから、自動車を運転する人はさぞ慎重にならざるを得ないでしょう。
小学校の通学路なんかはとても危険です。
登下校中の小学生は容赦なく道路を横切ったりするわけで、結構徐行運転をする人も多いです。
あれ？そんな事を考えていたら、ふと思いました。
歩行者の信号無視って、実は自動車の運転を慎重にさせる効果があるのではないでしょうか。
大阪人は気短で、普通に考えれば自動車事故は全国で飛び抜けて多くなるような気がします。
でも事故発生率はやや多いものの、とくに目立って多いわけではありません。
全国では２０番目前後で、ほぼ中間です。
本来信号無視をする人が飛び抜けて多い場所ですから、交通事故も多くてあたり前に思うところです。
それがなんの影響もでていないとしたら、それは一体どういう事でしょうか。
つまり、信号無視が逆に運転手の注意力を高め、事故を減らす効果があると言えるのではないでしょうか。

そうなると事故を起こすのは、それでも無茶な運転をする馬鹿と、信号無視をしている人が多くはなるでしょう。
ちゃんと交通ルールを守っている保育園の子供達が事故にあう確率は、おそらく他の都道府県よりも低くなるのではないでしょうか。
そう考えると、馬鹿が信号無視をして事故にあうのは、他の人からしたらメリットになり得るのかもしれませんね。
事故は起こってほしくはありませんが、まあ信号無視が運転手の注意力を高めるのだとしたら、大阪は実は住み良い町なのかもしれません。
そんなわけで、これからは信号無視をする人を感謝の目で見たいと思います。