秋華神社

2017年3月27日【月】08時33分01秒

私は別に女性議員を否定しているわけではない。
ただ、男性には男性の良い所と悪い所が有り、女性にも当然それがあると以前から言っている。
女性というのは決めたら曲げない強さがあるけれど、逆に融通がきかない危険がある。
だから改革を断行する時やもう後が無い時などは力を発揮するが、平時には無駄な波風を立てたり駄目な方向に進んでも修正ができない。

そういう事で私は、いつも適材適所を言うのである。

さて小池都知事だが、都知事選挙の時に私が言っていた事を思い出してみよう。
選挙戦を戦う３人は、誰がなっても駄目だと言った。
ただ、他の２人があまりにも駄目すぎたので、小池氏が一番マシだと訴えてきた。
当然私は小池氏には投票せず、もちろん他の２人も投票せず、無駄だと分かっていても他の人に投票するしかなかった。

ちなみに、小池氏に関しては『都知事ならいいんじゃないか』とも言っていた。
今の国政を女性に任せるのは危険すぎるから絶対に賛成はできないが、都知事なら失敗しても多少何かやっても限界があるのでなんとかなると思っていた。
まさに今、そんな感じになってきている。

築地市場の豊洲移転問題は、最初は都の裏側に切れ込む意味で支持されてきた。
しかし実際問題、移転するのかしないのかと言えば移転するしかない。
既にそれで多くの人が動いており、止めると損失が大きすぎるからだ。
それに仮に移転しないとなれば、市場を早急になんとかしなければならない。
安全だというのなら移転しない選択肢はないのだ。
なのに安心できないからだとか、都の膿を出しきらなければならないとか、そんな理由で移転を伸ばしてどうするつもりなのだろうか。
女性の融通の利かない所が出てきてしまっている。

確かに安心できるようにするのも良いし、都の悪い所を改善するのも良い。
過去の責任を追及するのもまあやるのならやればいい。
でもその為に都民の目の前のデメリットを放置していては意味がないのだ。

日本人というのは、或いは日本という国は面白い。
そもそも全ては『お上にお任せする』という文化なのだ。
意外と政治家による独裁が良いというか、純粋な民主主義は向いていない。
それなのに駄目だと感じた時はしっかりと声をあげるのが日本人であり、声をあげられるのが日本の文化なのだ。
そんな政治体制で長くやってきたからなのか、政治家の悪事は見て見ぬふりもできてしまう。
国家国民の利益を最大限考えてくれていればそれでいいのだ。
求めているのはそこなのである。

しかし今の豊洲移転問題は、確かに政治体制に悪い風習なりがあるのなら改善はしてもらいたい。
でもその為に国民や都民が困るのなら、優先順位を考えてやってもらいたいというのが国民の本音なのだ。

とりあえず今は、豊洲移転を早急に決めて、移転してから安心対策なり都の改革なりをすればいいだけの話。
今改革なりを先にしなければならない理由なんてない。

風向きはそろそろ変わり始めている。
なのにそれに乗れないのは女性の欠点だ。
融通が利かない女性議員は、駄目なまま押し通したその後はもう見向きもされないし信用もない。
なのに国会議員を続けている人のなんと多い事か。
一度辞めてから出直している人はまだいい。
なんの答えも出さず厚顔無恥に居座り続けている人は本当に呆れる。
まあそういう人がいた方が戒めにもなるから、それはそれで良い所もあるんだけれどね。

何にしても小池都知事はそろそろ柔軟に風向きを読んで結論を出した方がいい。
正直、女性の悪い部分がかなり出てきていてると感じる。
こんな事を言っていると『女性差別だ』とかなんだかとか言う人もいるだろうけれど、だったらここでしっかりと国民都民の事を考えて豊洲移転を決めればいい。
今度は逆に、『女性議員に決めて良かった』と言わざるを得ない。

私はあくまで今までの結果、傾向がどうかと言っているに過ぎない。
それを変えてくれれば別に言う必要もないのだ。

そんなわけで小池都知事さん、風向きは既に変わっていますよ。
豊洲移転は早急に決めて、安心対策、都議会の改革に関しては分けて考えてください。