秋華神社

2016年10月7日【金】16時43分44秒

イギリスは、ポンド暴落とか色々と大変ですね。
まあこんな発言をしていたら混乱もあるでしょう。
ただ、全てが間違いであるとは言いません。

英メイ首相「金融緩和には悪い副作用がある。資産を持つ人をより裕福にし資産のない人は苦しんでいる」

金融緩和をすると、本来はそうなる可能性があります。
金の価値が下がり、物価が上がり、利息も当然上がるはずですから。
ばら撒かれたお金も当然金持ちに流れる可能性が高く、格差は広がるかに見えます。

しかし物価が上がるということは、お金自体の価値も下がっているわけで、そもそも貯蓄の無い人に損失はありません。
物価が上がっている以上その分の平均所得も上がっているでしょうし、実は損をするのは資産を持っている人達なのです。

もっと単純に考えれば分かります。
円の金融緩和を真面目にやったら、円安に動きましたよね。
これは円資産を持っている人が損したことになるのです。
それは、日本の金持ちが損をし、金の無い人が得をした事になるのです。

世界は今、協調して金融緩和していくべきです。
世界の金持ちが金を貯め込み、金の動きが遅くなって景気が悪くなっています。
このままいけば、今の世界秩序の中で勝ち組と負け組がハッキリと別れ、少なくとも人々の普通の暮らしが良くなることはありません。
金は一所にそんなに集めていいものではないのです。
そもそも金でなければ、そんなに集まることもないでしょう。

まあなんにせよ、イギリスのメイちゃん、状況にもよりますが不景気でデフレ状態なら金融緩和していきましょう。

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