あなたは、会った事も無い人の事を信じられますか?
付き合いもなく、まして話した事もない人に自分の命を預けられますか?
それをしているのが今の民主主義です。
私は政治家に会った事がほとんどありません。
しかし選挙では必ず誰かを選ばなければならないのです。
蓮舫さんの二重国籍疑惑報道は、私にその事を気づかせてくれました。
これで本当に正しい政治が行われるのでしょうか。
生まれや人種だけで人を判断してはいけませんが、他に判断材料がなければ当然判断に使われます。
本当は全ての人と会って、話をして、付き合いをして、どんな人なのか見極めた上で投票するのが正しいのでしょう。
でもそれができない以上、どんな事でも判断材料にするしかないのが今の民主主義です。
世襲議員は駄目だとか言われていた事もありましたが、親から受け継いだ地盤の元でやっていますから、全く知らない人よりは信用できますね。
既に日本の為に何かを成した人も信じられます。
でもほとんどの政治家の事は、ほぼ何も知らないのが現状です。
マニフェストや人柄だけで政治家を判断できますか?
嘘なんていくらでもつけますよ?
好感度の高い芸能人は全く悪い事をしませんか?
政治家になる為の条件は、もっと厳しくするべきですね。
一昔前の日本では、天皇陛下がもう少し政治に近い所におられ、監視の役割をはたしておられました。
それでも戦争という愚行に進んだのは天皇陛下の意思とは真逆です。
そこまでやっていても間違いは起こるのです。
だったら今はもっとしっかりとするべきではないでしょうか。
安倍総理って今人気がありますが、何がそんなに信用できると思いますか?
歴代総理の子孫であるのも当然ですし、長州生まれなのもあります。
名前に高杉晋作の晋の字が入っている事も実は私は意識していますよ。
そういうのを考えるのは差別ではありません。
事実それを意識しているのは他人だけではなく、一番は本人なのですから。
もし今、親が私に『実は私は朝鮮人で、あなたには朝鮮人の血が流れているのですよ』と告げられたら、それを全く無視する事はできないでしょう。
どうでもいいと言いながらも、何かしら意識する事は確実です。
多分在日の方々と交流する場面が有ったら、きっと親しみを感じるでしょう。
本人が無視できないものを、他人が無視できるわけがないのです。
国籍や出生は重要な情報です。
それで不当に扱う事は駄目ですが、状況によっては意識せざるを得ません。
ただの会社の採用試験なら、面接で本人を見て人柄とかもろもろ判断する事になるでしょう。
でも政治家は、私が政治家の面接をしますと言ったら、全員受けてくれますか?
その後、付き合いをしてくれますか?
何人かはいるかもしれませんが、少なくとも全員は無理でしょう。
だったらその人に関するあらゆる情報から、思想や人柄や政策を見抜いていくしかないのです。
どんな情報だって、それはその人を判断する材料になり得るのです。
差別をするなって人は、候補者の言っている事だけを信じて政治家を選べと言うのでしょうか。
それならただの馬鹿ですね。
都合のいい事はいくらでも言えるのです。
民主主義は、広く人材を集める為に良いとされていました。
政治家だけでなく、国民も政治参加できると最初は喜びました。
でも欠点だらけですよね。{汗}
民主主義が欠点だらけというよりは、今の制度に問題があると言った方がいいでしょうか。
とにかく見直して、もっと厳格でしっかりとした制度にすべきです。
国家の存亡にかかわる政治家を選ぶのに、差別だとか言っている場合ではありません。
それは差別でもなんでもないのです。
国の未来を託すなら、全てにおいて納得できる人にしたいですよ。
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