秋華神社

2016年8月1日【月】12時30分53秒

都知事選挙は小池氏の圧勝で終わりました。
正直ここまで差がつくとは思っていませんでしたが、なんとか最悪は避けられたようです。

さてそれで年代別の投票先見たら面白かったので、少し掘り下げて考えてみましょう。

【都知事選2016】年代別の投票先



全体的にある一定の法則がありますね。
まず小池氏支持は中間層が多い事。
前回の衆議院選挙を考えると若者に行くほど多いと考えがちですが、若者はどうやら個人よりも政党を重視する人が多そうですね。
増田氏支持が多く、とにかく自民党で安定する事を望んでいるようです。
逆に考えると、まだまだ政治の初心者なので、下手な事はしないという保守的な部分も感じます。

年配者は別の意味で保守的ですね。
今のままで十分だし、だから今まで通りの投票をしたという感じです。
テレビで紹介された人から、思い思いに投票した感じでしょうか。
争っていた３人以外に投票する人が少ないのは、投票しても無駄だという考えなのか、それとも政治に関心がないのか。
ただ、今まで通りにはこれからは行かない時代です。
早くその辺りに気が付いて欲しいですね。

若者に行くほど第４の候補に投票する人が増えました。
これはそれだけ視野が広いと言えるかもしれません。
まあ中間層の場合は現実的に考えて、３人以外では当選しないからというのも有ったとは思います。

１９歳未満では鳥越氏支持が意外に多かったですね。
これは単純に政治にほとんど興味の無い人が投票した結果ではないでしょうか。
この年代は、真剣に考えている人も多いですが、全く勉強していない人もいるという事です。

ちなみに私が一番バランスが良いと思った年代は２０代です。
全く支持できない人には投票せず、小池氏と増田氏で少し悩むと言った感じですね。
その他の候補者に投票した若者が多かったのは、そろそろ戦後の日本は止めて欲しいという気持ちのあらわれかと思います。
戦争に関係の無い自分達がどうしてって気持ちですね。
桜井氏に１１万票も入ったと聞きましたが、これは流石に何かしら見直す必要があるでしょう。

ある意味、『ヘイトスピーチはヘイトスピーチではない！』と思っている人が東京に１１万人以上いるという事ですから。

自分が若かった頃、どういう気持ちで投票していたのかを考えると若者の動きも分かります。
今の２０代はかなり勉強していますよ。
そして中間層も、現実路線ではありますが勉強していると思います。
若者の投票も将来性を感じさせますし、問題は平和ボケしすぎた年配者だけですね。
年をとってからだと、勉強はしなくなるんでしょうか。
仕方がないんですかね。