秋華神社

2016年8月21日【日】16時59分54秒

共生世界を謳っている人は、一体どんなルールの元に暮らす世界を想像しているのだろうか。
ルールが無ければ北斗の拳の世紀末状態。
当然そんな世界を望んではいないだろう。
だったらどんなルールにしようと思っているのだろうか？
話し合って解決できない部分があったらどうするの？

ドイツ、フランスもイスラム教徒の「ブルカ」禁止へ

さて、これは治安維持という面から考えて重要な話となる。
誰だか全く特定できない服装があたり前にあったら、犯罪者はやりたい放題になるからね。
テロがどうとかって話ではなく、例えば私がブルカを着て犯罪を犯しても、逃げきれたら絶対に誰だか特定はされないだろう。
日本ではフルフェイスヘルメットをかぶったままの入店を禁止していたりもするし、防犯として当然の話だ。

これに対してイスラム教徒はどう反応するのだろうね。
まあ他にも現在は対応できるから良いかもしれない。
でも状況に応じて色々と禁止されることは今後考えられる。
やはり異端は差別の元であるし、それをそのままにするのは『差別してください』と言っているのと変わらない。

朱に交われば赤くなるのが共生世界での常識となるだろう。

日本人は元々それが得意だ。
だから『そうするべきだ』という考えも自然に出てくるのだけれど、世界は決してそうではない。

アメリカは銃社会だが、これについて世界のルールはどうするつもりなのかね。
無いと嫌だと言い張る人と、有ると嫌だと言い張る人は共生する事は不可能だ。
こういう不可能が存在する以上、住み分けをするか戦うかして決着をつけるしかない。

イスラム教は現在世界の中ではかなり異質な存在となっている。
人口的に考えたら多いので、異質と言うには少し違うかもしれない。
世界は今大きな２つの思想によって分かれていると言えるのかもしれない。
ただ世界は今、イスラム教徒では無い人々が作り上げたものだ。
この世界ではどうしてもイスラム教徒が歩み寄る形が必要になってくる。
果たしてそれは可能なのだろうか。

となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代

私はとにかく急いでは駄目だと、そう思う。