秋華神社

2014年10月29日【水】13時38分52秒

某掲示板を読んでいたら、まあ自分の手の正当性を訴えたり、他人の手の間違いを指摘するものも多い。
私も自分のサイトでそういうことを書いていたりするが、あくまで自分の理想とかもあるし、他人の手札は分からないわけだから、完全に否定などできないと思っている。
そういった前置きがありながらも指摘するのは、色々考えてもらって改善できる点は改善してもらいたいわけだからなので、某掲示板の訴えにも意味はあるのだとは思うが、ちょっと伝わりにくい気がする。

たとえば敵が『Ａ』『２』と出しているところ、こちらは『Ｊ』からのスタート。
さてこの時、次に何を出すのが最良手なのだろうか。
この事を考えるにも、これだけの情報では何が最善かなんて言いきれない。
『フルハウス狙いで！』なんていう人がいるが、状況によってはストレート狙いが最良の場合もある。
敵は此処から、フルハウスかＡ絡みのストレートへ向かうしかないわけだが、役が揃う確率は良くて５０％程度だ。
だったらこちらがストレートを確実に揃えれば、役勝ちできる可能性は５０％以上ある。
次に『Ａ』を出してフルハウスを狙えば条件はほぼ同じで、他に条件が無ければこちらも役の勝率５０％だ。
これだけしか情報がない状況では、ストレートに向かうも、『Ａ』絡みのフルハウスを狙うも、どちらも同じなのである。
ちなみに、『Ａ』が絡まないフルハウスはあり得ない。
両方がフルハウスを揃えた時に勝てる可能性が無いからね。
しかしこれに、最終ターンという条件が付けば、敵がフルハウスを揃える確率が多少上がる。
最終ターンに『Ａ』が来るようにしているかもしれないし、シャッフル４も使いやすい。
この場合は『Ｊ』の次に『Ａ』を出すのは効果的だ。
それでも、敵の『Ａ』に全体化が無く、先手を取られても反撃できる状態ならストレートで確実に特効全体化の方が良い。
他にも、既に出ている敵の２枚のカードから、攻撃が弱いと思えばわざわざフルハウスを狙う必要はない。
何度も言っているが、状況を全て把握しないと、これが良いという手は断定できないのだ。

まあ私も、状況説明が不十分な状態で指摘をしたりもするので、『人のふり見て我がふり直せ』だけどね。
少なくとも、ＢＰ、ターン、出ているカード全ては示さないと、なかなか判断がつかないのがこのゲームだ。
後はそれぞれの戦術、最終ターン勝負でＳＰ温存を優先している人もいるし、時々のＳＰ事情なんかも考慮すれば、１～４ターンなんて何とでも言えるから、結論なんて有りはしない。

さてそれでも結論だが、敵が『Ａ』『２』なんて出していたら、最終ターン以外はわざわざ『Ａ』で対抗する必要はないと思う。
理由は、まず１～４ターンはＳＰを切らさない戦い方、或いは最終にＳＰ１００を持って挑める戦い方が理想。
となると、最終ターン以外、基本はストレートを確実に揃える方が美味しい。
あまり序盤に負けると逆転も厳しいので、もちろん状況を見てとはなるが、敵の役が揃う確率が５０％にも満たないなら、そんな時は確実にストレートを揃えた方が賢い。
どっちにしても勝率５０％なら、ＳＰを確実にキープできた方がいいからね。
簡単に言うと、１～４ターンは、敵が『Ａ』を出した時点でストレート狙いで確実に役を揃えた方が賢い。
ただし、こちらの初手が『２』『３』『Ｑ』『Ｋ』『Ａ』と似たような条件の場合は、当然フルハウスを狙うべきだろうけれどね。
『Ｑ』『３』の時はそれぞれ、『Ｊ』『４』は有り。

１～４ターンを、フルハウス狙いとストレート狙いで勝負した場合、確率的には２勝２敗となる。
フルハウス狙いは、揃った２回だけ勝利で、他は役が揃わず負けるパターン。
ストレート狙いは、全て役は揃うが、先手を取れるのが２回というパターン。
どちらが美味しいか。
ストレート狙いの方が、ＳＰが減らず、尚且つ全体化を絡めやすく、反撃まで期待できるから優れていると言える。
ただし、それはこのゲームのカードがランダムだった場合だ。
前のターンに来たカードがこないなどの条件もあり、それを上手くコントロールされれば、当然フルハウス狙いが強くなる可能性もある。
だから結局は状況を見てという話になるし、ストレート狙いもいうほど悪くないから、フルハウス狙いでとかっていう指摘は意味がないね。