秋華神社

2016年6月29日【水】13時16分59秒

神道について色々書いたんだけど、まだまだ書き足りないと感じてきた。

神道ってなんだ？そもそも神道って宗教なの？私が考える神道を書くよ！

私がここで書いている記事は、あくまでつぶやきだからね。
色々調べながら書いている事もあるし、考えをまとめてから書いているものではない。
何かひらめいたらそれについて考えつつ、調べながら書いているつぶやきなのです。

では再び行きます。
宗教とは？！
神の教えや思想を伝えるものです。
だからやっぱり神道は宗教とは言えないと思うのです。
神道は、さまざまな神様の生きる道を説いたもので、それを参考に人の生きる道を見つけるものです。
良い神様は高天原へ、悪い神様は黄泉の国へ。
ここから人は、良い行いをすれば天国（良い事がある）、悪い行いをすれば地獄（悪い事がある）という人道を見つけるのです。
そして世界中すべてのものには神が宿るという、『神に対する思想』を伝えるものなのです。
分かりやすく言えば、『全ての宗教に対する思想』ですね。
だから宗教ではないですが、宗教そのものとも言えるのです。

次に日本人は皆神道信者なのか、それとも無宗教なのかって話です。
私は基本的には無宗教だと思っています。
ただし、神道は日本の文化そのものでもありますから、日本そのものが大きな神社だと言えるでしょう。
日本人はそこに住んでいるわけです。
でも別に信仰しているわけではありません。
あくまで考え方をあたり前として受け止めているだけなのです。

その考え方を簡単に言うとこうです。
遠足の日に晴れたら、太陽に感謝する。
山で山菜が採れたら、山に感謝する。
イエスキリストの教えに救われたら、イエスキリストに感謝する。
身内をお葬式で天国につれて行ってくれたら、ブッダに感謝する。
逆もありますよ。
川が氾濫して洪水になったら、川を鎮めるよう祈る。
火山が噴火したら、噴火を鎮めるよう祈る。
神様にも悪い神様はいますからね。
『どうなされた？何か我々が粗相をしたのか？話し合えば分かる！』ってな感じです。
日本人の『話し合えば分かる精神』は神道の教えからくるのかもしれませんね。

まあぶっちゃけて言えば、沢山の神様を出しに使って道徳教育や人道教育をする文化から生まれた宗教っぽいものですかね。
だから宗教と言われるとしっくりきません。
神社を作った人、宮司、神職、巫女、氏子は、それぞれ祀ってある神に対する信者ですし、神社ごとに宗教が別だとも言えます。
伊勢神宮はアマテラス教、天満宮は菅原道真教、出雲大社はオオクニヌシ教みたいな感じで考えると分かりやすいかと思います。
神社で統一されているのは、系統が同じだって話だけです。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は系統が同じって話と似たようなものではないでしょうか。

そう考えると神道が一番良い気がしますね。
あらゆる人の教えを全て教育に使えるんですよ！
深入りする必要もないですし、全ての宗教信者とも仲良くできます。
神様だって悪い神様がいて、他の神様を否定したりします。
そういうのを見て駄目だと学べる神道は、『神のふり見て我がふりなおせ』なわけですよ。
素晴らしいのではないでしょうか。

一応言っておきますけれど、私は神道信者ではありません。
神道を日本の文化として愛して受け入れているだけですよ。
仏教やキリスト教についてもそうです。
日本の文化として一部嗜んでいるだけです。

天皇は日本国神社の宮司みたいなものですから、ニニギノミコト教とでも考えると面白いですね。
日本国民はニニギノミコト教の信者で、教えは『私だけを信じるんじゃなくて、すべての神に感謝し学べ！』みたいな。
どんな宗教ですか。｛笑｝