秋華神社

2016年7月6日【水】22時52分39秒

昨日も書いたけれど、やっぱり宗教って恐ろしいよね。
こういうニュースを見るともう理屈じゃ感情をコントロールはできない。

若者多数、中東でＩＳ参加か＝１５０人行方不明－バングラ

国と言うのを縦割りだとしたら、宗教は横割りだ。
宗教というのは個別には素晴らしくても、他との交わりには障害になり得る。
今日もユダヤ人の歴史を勉強したけれど、やっぱり差別される理由はあったのだと納得する。
もちろん、だからと言って殺したり排除したりしていいものではないよ。
ただ、縦割り世界の中で横のつながりを持つ得体のしれない巨大なまとまりには、やはり恐怖というものを感じてしまうということだ。

イスラム教は正直怖い。
教えの内容はとても良いと思う。
なのに何故か否定されると猛烈に怒る。
結局宗教を信じていない人には教えの内容は通用しないようなのだ。

バングラディッシュでテロの有った日から、１５０人以上がいなくなったそうだ。
ＩＳに参加する為に国外に出たと思われている。
この人達にとっては、国よりもイスラム教なのだ。
宗教ってさ、ある意味遠い親戚を特定する為のものとも言えるよね。
もしも自分の親戚が、自分たちのファミリーの為に建国して世界に知らしめようとしていたらどう思うだろうか。

中には助けようと思う人がいても不思議ではない。

家族だ、親戚だ、なんて思い始めると、なんとなくテロ行為を否定できなくなってくる。
いや、扇動者は当然否定するし、それに騙されるのも悪いと思うよ。
むしろイスラム教徒の多くが迷惑しているのも分かっているから、個人でしっかり批判すべき人は批判するよ。
ただ漠然と‥‥ね‥‥とはいえやっぱ殺しは駄目だよな‥‥

でもさ、聖典を祖先から伝わる家訓と考えてみてよ。
同じ家訓をずっと受け継いできた人たちなわけでさ、元は家族かそれに近しい関係の人だったと分かるわけ。
そう考えるとさ、ある意味国よりも重いと考える人が出てきてもおかしくないよね。

昨日も書いたけどさ、国はトップリーダーによって統率されているからいいけれど、宗教にはそんなトップリーダーがいない。
そして無数の団体がそれぞれのやり方で活動をしている。
これは収拾がつかなくなって当然だ。

日本みたいにあらゆる宗教を嗜む感じでやればいいのにね。
でももしかしたら日本人だって国が滅んだら、各地で神道を信仰しつつ反撃の機をうかがっても不思議ではない。
『我ら神の子孫をなめるなよ！』みたいな！｛笑｝

まあ何にしても殺しはいかんよなぁ～
どっかで話し合いはできないもんかね。
別にＩＳをかばうつもりはないけれど、やっぱり事情があるんだろうと思う。
それが私には分からないから、まだまだかかわりを持つには早いんだろうなぁ。