秋華神社

2016年7月10日【日】17時28分25秒

女性が子供を産むという事に関しての発言は、かなりデリケートに扱われる傾向にある。

「母親だから真剣」発言、英保守党首選で物議

発言の内容に関しては批判される部分もあるとは思うが、ちゃんと考えて欲しい。
この発言は間違いなのだろうかと。

この世に生まれてきた時から、人間には『子孫を残す』という大切な役割が課せられている。
私はこれを義務だと言っても良いと思っている。
だからこれをしっかりとやっている人に対しては相応の敬意を示すべきだと考えている。
ただし、だからといってできなかった人が駄目だなんて思わない。
人間には他にも数多くの役割があるのだから、全てを見て人は判断する必要があると言えるだろう。

このイギリスの女性の発言は、一理あるとは思う。
実際子供を持っている人の方が、未来に対して真剣に向き合う可能性がある。
ただ、私も似たような事を考えていて、子供がいなければ未来はどうでもいいと思ってた。
それなのに友達の子供を見た瞬間、自分に子供がいなくても未来は捨てられないと悟った。
想いの強さは比べられないが、『母親だから真剣』というのは必ずしも当てはまらない。
ただし、それが信用できる要素の一つである事は間違いないだろう。

それにしても、子供を産む産まないに関する発言は難しいね。
政治家としては少子高齢化だから子供をもっと産んで欲しいわけだけれど、言うと女性から反発が来る。
子供を産めない女性にしてみれば流石に言われると傷つくのだろうけれど、政治家は上手く伝える必要があるのも確かだ。

男性から見ても、女性はもったいないと思うんだよね。
男性はさ、産みたくても産めないんだよ。
せっかく持って産まれた特権なんだからさ、使って欲しいなって思うわけ。
女性には子供を産まない自由はあるけれど、男性には子供を産む自由は与えられていないのだ。

私はね、子供を持つお母さんが大好きだ。
なんていうかな、生きてるって感じがする。
そして尊敬してしまう。
だからと言って子供のいない人を軽蔑するわけではないよ。
その代わりに仕事に頑張っていたりさ、別な事で輝いている人ももちろん尊敬できるわけで。
でも友達の女の子が子供の世話とかしているとさ、それだけで「ああ凄いな」って思っちゃうわけでさ。

子供を産んでないから駄目というわけじゃないけれど、駄目と言われて何でも批判する傾向は良くないよね。
本当に駄目な人へは駄目だという事を伝えないと駄目だと思うから。

この記事で一番思ったのがね、最後の批判の言葉。
「子供のいない男女に対する侮辱だ」
いや、女性が言うのはまあ私は女性じゃないので分からない。
でも男性は受け止めて欲しいと思った。
私がそう言われたら、その通りだと思うから。
子供一人ろくに育てられないとかさ、バカにされて当然。
あくまで私の事だし、これは私の価値観。
全てに当てはまるとは思わないけれど、批判する事なんだろうかね。