秋華神社

2016年6月16日【木】16時54分52秒

舛添さんが都知事を辞める事になりました。
本当はもっと早くに辞めていただきたかったのですが、まあ本当に最悪のタイミングで辞めましたよね。
最後の最後まで嫌な人だったと感じてしまいます。

最終的に舛添氏にこれだけ批判が集中した理由は、あまりに『違法ではないけれど不適切』な事が多く出てきた事と、『姿勢が政治家として失格だったから』だという事は言うまでもありません。
しかしそもそもなぜこれほど叩かれる事になったのかという部分に関して、皆さん理解が足りないと思います。

それは、韓国人学校が定員割れしているにも関わらず、保育所予定地に新しく韓国人学校を建てるとした事です。

韓国人の問題は、ヘイトスピーチでも分かる通りかなり色々と情報が出てきています。
ヘイトスピーチなどの問題を解決する為には、そもそもの理由から改善していかなければなりません。
日本人と韓国人が仲良くする為には、根本から徐々に変える必要があるのです。

人は、仲良くしましょうと言って仲良くできるものではありません。
友達というのは、お互い対等である必要もあります。
子供の頃を思い出せば分かると思いますが、金持ちの子供は友達におごったりする事で友達を増やそうとしますがうまくいきません。
表向きは友達面していても、ただの財布以上にはなれないのです。
友達は助け合わなければなりません。
一方的では駄目なんです。
どちらかが上から目線で『助けてやるよ』という意識で接したら、助けてもらう方はあまり面白くないでしょう。

自分の家に友達が遊びに来たとして、親が『おやつですよ』とケーキを出したはいいけれど、自分の方が小さかったり安いケーキだったら、『なんで？』と思いませんか？
そして後日、『この前のケーキ代は小遣いから減らしておくね！』とか言われたら、親に対しても不満がでるだろうし、もう二度と友達を呼ぼうなんて考えなくなります。

そのような事が実際に行われているのが日韓関係です。
韓国人だけを他の外国人と比べて贔屓するのは止めた方が良いです。
他国よりも贔屓するだけの納得する理由が見えていれば国民は騒ぎません。
しかし定員割れしている中で更に増やすのはどういう理由なのでしょうか。
これから在日特権と言われるものを徐々に無くして日韓関係を良くしていこうという中で、それをぶち壊すような事をしたのだから、みんな内心凄い不満が有ったのです。

舛添さんは、施す事に喜びを感じるのかもしれません。
しかし施されて恩を感じる人ばかりではないし、施すにしても方法や相手、状況を考えないと駄目なのです。
韓国はこれまでずっと助けてきたけれど、相手は既に貢がれてあたり前のような感覚にまでなっています。
流石にそれでは施す喜びは感じられませんし、関係改善を望む声が大きくなって当然ではないでしょうか。

みんな言わないだけで、心の中ではかなり韓国への対応に不満を持っている人は多いですよ。
でも露骨に韓国人学校の批判はできなかったので、その時はおとなしくしていました。
しかし別に叩ける材料が出てきた事で、韓国人学校に反対していた人が一斉に叩きだしたというわけです。

人権侵害だとかナショナリズムだとか正直行き過ぎた批判が多いです。
それで批判に対して批判で返されても嫌だから、みんな言いたい事を心の中にとどめています。
だから直接それを批判しないで批判できるチャンスを待っているのです。
今回の舛添さんが批判されたのはそういう事です。
もしも韓国人学校の事が無ければ、ホテル三日月程度で話がこれほど大きくなる事はなかったでしょう。
その辺り政治家はしっかり理解しておかないと、思ったよりも選挙で票を集められないと思いますよ。
叩きたいけど叩けない要素を持った政治家に対しては、常に他に叩けるネタを探している人がいます。
舛添さんが辞めさせられたのはそういう理由だと、私は感じます。