灯籠(とうろう)とは、主に明かりを灯す為の道具です。
神社においては、
献灯という意味もあります。
写真左側は『誰也行灯(たそやあんどん)』、その横のは『石灯籠』と言われ、一般的には石灯籠を指して灯籠と言う事が多そうです。
右上は
拝殿の
向拝下に吊られている豪華に飾られた灯籠で、『半菱六角型灯籠』と言われています。
上側にも凸っている菱灯籠や、四角や八角の形をしたものもあります。
菱灯籠には新菱、旧菱、大門などの種類があるようです。
右下は天井から吊り下げられた、吊り下げ型の『吊り灯籠(吊灯籠)』です。
他にも灯籠掛けなどに掛ける吊懸灯籠や、柱に掛ける柱掛灯籠(懸灯籠)、柱と一緒になっているような柱巻灯籠(掛巻灯籠)、置灯籠や木灯籠など色々な種類があります。
『灯』⇒『燈』、『籠』⇒『篭』のように旧漢字が使われ、『灯篭』『燈籠』『燈篭』と書かれる事も多いです。
『吊(吊り)』⇔『釣(釣り)』や、『懸(懸け)』⇔『掛(掛け)』と書かれている事もあります。
ちなみに
行灯は、灯籠の中でも主に室内で使うものを指して言います。
折り畳み持ち運べる携帯可能なものが
提灯ですね。
社殿の
鳥居型になっている柱に付いている灯籠が、懸灯籠ですかね。
壁に付けてあるようにも見えますが、それもそう呼んでいいと思われます。
このような感じですね。
こちらは八角型吊灯籠と言うべきか、八角型菱灯籠と言うべきか、八角蝶足型吊灯籠と言うべきか、この辺りの名前は難しいです。