秋華神社

2016年5月1日【日】11時59分30秒

最近、とある動画を見続けているのだが‥‥
どうも胡散臭いと感じてしまう。
でも言っている事は正しいと感じるし、人柄というか印象も悪くはない。
どうして胡散臭いと感じてしまっているのか分からないまま見続けていたら‥‥
ああなるほど！
こういう事だったのかと分かったので、その話を少ししようかと思う。

その前に！
胡散臭いと感じる人に出会ったのは何もこの人だけではないし、胡散臭いと感じる理由にも色々ある。
その辺りからまずは話した方がいかな。
えっと、いきなり話しかけられたり、一方的に話されると胡散臭いと感じる。
宗教の勧誘や宗教関係の話から始まったり、話を聞かない、議論にならない場合もそうだろう。
こういう人は実際に疑わしいので、まあそう思われても仕方がないし、胡散臭いと思われない為には、まず人として信じられる人になるしかない。

しかしそれでも胡散臭いと感じる話をしなければならない場合がある。
ある人がある訴えをしていたのだけれど、どうも胡散臭く感じてしまっていた。
人柄も多少疑問を感じていたけれど、どうもそれだけではなさそうだった。
それで徹底的にその人の話を聞き続けていたら、なるほどどうして胡散臭く感じていたのかが分かった。
その人には信念があり、そこが曲がらない人だったからだ。
しかもそれは会話の仕方につながる事だったので、それが如実に表れているからおかしいと感じた。
それが分かってからは、『この人はこういう言い方をする人だ』という事が理解できた。
胡散臭いと感じる部分も消えていった。

つまり胡散臭いと思われないようにするには、一つには信頼関係、そして自分を知ってもらう事が大切だと言えそうだ。

さてそれでは本題。
最近胡散臭いと思った人は、印象は悪くないし、嘘を言っているようにも思えない。
言っている事は正しいと思うし、何故うさんくさいと思うのかが分からなかった。
言いたい事もしっかり言っているし、多少自分の考えを断言したり嫌味な所もあったけれど、どうもそれだけではない。
具体的に言えば、右寄りな結論を断言するまでに、何故か左寄りな考えになりそうな話をするのかが分からなかった。
左寄りの理由から右寄りの結論を出す。
でも言っている事は正しい。
どうもしっくりこなかった。
これって、右派を装いつつ、考えを左寄りにしようとする高度な洗脳術かと思ったわけで、だから胡散臭く感じたのだ。
しかし話を聞き続けていて、ある時気が付いたのだ。
中でも特に胡散臭いと感じる話を聞いた時、『ああなるほど！この人の言いたい事はここだったのか』と。
つまり本当に言いたい事は、確かに今までもずっと言ってきたのだけれど、左寄りな話と、右寄りな結論によって隠されていたから胡散臭いと感じたのだ。
この人の言いたい事は最初から一つだったのだ。
伝えたかったのは、左寄りでも右寄りでもなく、どちらでもないもの。

胡散臭いと感じるのは、結局相手が本当は何が言いたいのか、どういう人なのか、どうしてそういう言い方をするのか、分からない場合という事か。
他にも理由はあるかもしれないけれど、今回私は、相手の一番言いたい事が分からないと胡散臭く感じるという事が分かった。
相手の真意、本音が分からなかったのだ。
逆に言えば、本当に言いたい事は先にしっかりと説明してから話した方が、胡散臭く思われないのではないかということ。
そういえば、相手に合わせ、相手の考えを探ってから話したりする調子のいい人も胡散臭く感じるよね。

結論。
胡散臭く思われない為には、まずは相手に自分をさらけ出して、考えや本当に伝えたい事を分かってもらう事が大切なんだね。
もちろん腹の探り合いが必要なステージもあるから、逆に不信に思う場合もあるのだろうけれど。

宗教の勧誘なんかもそうだよね。
いきなり宗教の話を始めるわけだけど、先に『宗教の勧誘です！これは素晴らしい宗教なので、話を聞いてもらえませんか？』と言われた方が胡散臭さは無い。
いきなり神様の話をされたりお祈りをされて、一体何が言いたいのか分からないからなんだか嫌な気持ちになる。

そんなわけで、これからは私も気を付けよう。
何が言いたいのか、ハッキリまずは言わないとね。
ちなみにブログでの話ではないよ。
ここでは別にまとめて書くつもりもないし～