秋華神社

2016年4月25日【月】20時16分18秒

報道の自由。
うん、分からなくはない。
ただ、嘘は報道しちゃダメだとか、片寄ったり勘違いさせるような報道はいけないとか、当然ルールはあるわけで‥‥

【速報】池上彰氏　安倍政権を批判　報道の自由度ランキングの急激な低下で

まずテレビ局というのは、電波を使える特別な立場にあるわけだから、それなりにルールがあるのは当然だよね。
その時点で自由で有り過ぎるのはおかしいわけで、この自由度ランキングとやらは、高ければいいというものでもない。
国民が偏った見方や考えにならないように配慮する必要はある。

次に、報道が自由過ぎてどうなったか、過去を考えて欲しい。
新聞で戦争を煽っていた戦前。
いやそれは幕末の頃から。
片寄った自由報道がどういう結果を生むのか。
テレビは他とはくらべものにならないくらい影響力がある。
それを考えても、自由度が高ければいいというものではない事は確か。

国民の考えに大きく影響を及ぼすような報道は、事実と道徳を伝える事以外では避けるべきだ。
そして時に混乱を回避する為の報道規制も私はやむを得ないと思う。
それに今はネットもあるし、新聞ではそこまで規制しないわけで問題ないだろう。
テレビだけは特別な権利を持ってやっているのだから、私はむしろ必要以上の自由度なんてものは不要だと考えている。

ただ、自由が無さすぎた場合に困る懸念はあるよね。
正しい事が封じられ、正しくない事が是とされた場合。
だからまあ自由報道ではなく、常に事実を報道し、分かれるものや政治的なものは中立報道が正しい。
後はその事実を国民が自分の頭で考えて判断すればいい事。
それで間違えたら、やっぱり国民がバカだったで済むわけで、誰かに責任を押し付ける事もできない。

まあ何にしても、最近報道の自由度ランキングが落ちているって話は、むしろ良いことに見える。
本当の所は私には分からないけれど、人が集まって生きている世界なのだから、自由過ぎるのも駄目だ。
テレビの影響力ってのは大きいのだから、自由過ぎたら国民を先導する事も可能になり得るよ。
少なくとも自由度が下がっているってのは、現状問題視するものでもないよねって話。