秋華神社

2016年4月10日【日】17時44分23秒

民主主義国家では、国民が国の未来を決めるのである。
だから国民が賢ければ賢い国になるし、国民が強ければ強い国になる。
これは政治という意味での話であり全てではないが、概ねそうなってしまうのだから、民主主義国家では国民もしっかり政治を勉強し続けていなかなければならない。

しかし現実はどうだろうか。
ほとんど仕事の毎日で、じっくり政治を勉強する時間がない。
一昔前なら専業主婦があたり前だったから、家庭に情報収集をする人がいたし、教育も行う事ができた。
でも今は、両親共働きの家庭が多くなり、尚且つそれを推奨しているときている。
これでは国民は政治面に疎くなるばかりで、日本の未来が不安である。

政治家という存在は、そんな忙しい人にも短い時間で分かりやすく政治を分かってもらう為に、情報をまとめて判断し、国民に説明して実行する人である。
その人の発言を聞いて国民が判断し投票する事で、国の方向を決める。
だからある程度国民が政治に疎くてもなんとか国は機能する。
しかし政治家任せの国運営には限界があった。
そう、国を動かしていると話せない事も出てくるのだ。
それがたとえ本当の事でも、公にはなかなか言えないのである。
例えば従軍慰安婦の問題。
これは嘘から始まった、問題ではない問題のはずだが、ここで問題になっている事が嘘だと言っただけで大きな問題になってしまう。
世界には嘘の上に成り立っている国もあり、本当の事を言うとたちまち国際問題になってしまうのだ。
これでは重要な政治的判断材料を伝えられない事になる。
つまり政治家の発言には限界があり、それだけで正しい判断は決してできないという事だ。

となるとやっぱり国民一人一人が情報を集めて考える事が大切になってくる。
でも残念ながらそんな時間はない。
このままでは当たり前の事だが、少なくとも国が良くなるなんて事はない。
なんでも発言できる一国民が事実を伝えていかないと駄目だ。
とは言えしがらみを持った人は何かしら言葉に制限がかかる。
私ですらここに書ける事と書けない事があるわけで、しみじみこのままでは駄目だと思えてならない。
なんとかしがらみのない人が情報を集め、簡単にまとめて伝えていくようにはできないものか。

いるじゃないか。
しがらみが無くて、国に感謝しかできない人達が！
ニートや生活保護受給者である。

これからの日本を支えるのは、こういう人達の頑張りではないだろうか。
私は仕事が暇になったから色々な情報を知り得る立場になった。
そしたら今までとまるっきり違う世界の中の日本が見えてきた。
これは全ての国民に知っておいてもらわなければならない事だと思う。
だから幸か不幸か時間的余裕を持ってしまっている人達は、日本の為に何かを伝える人になってほしい。
事実と証拠を集めて分かりやすくまとめ、多くの人に伝えられるのはニートしかいない！
頑張ってくれニート！
いや、真面目にそう思うよ。