秋華神社

2015年4月11日【土】13時36分00秒

拡散性からの引き継ぎコードによる強カードばら撒きが、少し騒がれている。

内容はこちらにまとめてあるが、では、どうすれば良かったか？
又は、どんなカードだったら良かったのかを考えてみようと思う。

運営側の気持ちとしては、拡散性ユーザーに、そのまま乖離性に移行してもらいたいという思いがあった事は想像するに容易い。
だから、移行したくなるような強カードをばら撒くのも気持ちは分かる。
本当なら、『有っても無くてもいいけれど有るといいよね！』くらいのカードにするのが当たり前だが、それだと効果は薄いだろう。
そこで強カードを入れる事になったと思われるが‥‥

既にある強カードのコピーという発想は良かった。
既に持っているカードを配られるだけなら全く問題ないわけだし。
だが、コピー元に選んだカードや、新しく追加された強カードがいただけなかった。
ばら撒くカードは、強カードではあっても、レア度の高い必須級カードではダメだったのだ。

このゲームが始まった頃、シグルーンと卑弥呼というカードがばら撒かれた。
その結果何が起こったか。
少し後から始めたことで、これらのカードを持っていない人は、とてもゲームがしづらい状況になったのだ。
これらのカードがばら撒かれていなければ、持っている方がいいけど、無くても仕方が無いで済んだだろう。
しかし下手にばら撒いてあったせいで、持っていない人の多くがゲームから脱落したのではないだろうか。

それも今ではようやくおさまりつつある。
富豪でシグルーンを持っていなかった人は、騎士メダルで交換できた。
卑弥呼はタンクカードとしての役割を、別の強カードに置き換える事で沈静化した。

なのにここにきて、同じ過ちをおかしてしまったと言えるのではないだろうか。

具体的に、歌姫用の魔ーサーはクレアのコピーだ。
これは私は良かったと思う。
理由は、既にクレアは必須級カードだが、多くの歌姫の手に渡っており、レア度が低い為。
どうしても歌姫がやりたかった人は、最初の騎士メダルで交換しているだろうし問題にはならない。
更に、デッキに何枚も入るカードではない。
２枚目が欲しいと思わせるカードだと、完全に別のものになってしまうからね。
同じ理由で、盗賊の春ウサのコピーカードなんかも出して良かったかもしれない。
ただこちらはクレアよりもレア度が高めな為、まだ反感をかうおそれはある。
そういう意味でコピーラインナップから外したのは良かったと思う。
他にも、傭兵のモードレッドや富豪のコピウサなんかも候補に上げられる。

逆に悪かったのは、ガレスやサカグレのコピーカードだ。
これはデッキに複数枚入れる事で更に強くできる強カードだ。
完全に別物でアリ、ガレスやサカグレのレア度なんて関係がない。
特にガレスはレア度もまだまだ高く、これはコピーしてはいけなかったと思う。

追加の方では、名前は覚えてないが、シグの魔防版が富豪用カードにあったかと思う。
シグルーンと同じ過ちをそのまましてしまっているようだ。
乖離性から続けている人約４０％、コードを買う人を含め半数の人に必須級をばら撒いたら、残りの５０％がどうなるのか。
しばらく肩身の狭い思いをする事は必至なのである。

何故、ガチャ限をばら撒くのを止めたのだろうか。
それはガチャ限を手に入れた人をバカにしているからというのもあるが、それを手に入れられなかった人にも配慮してのことだったはずだ。
イベントカードならまた復刻すれば済む話だが、ガチャ限が手に入れられるかは運。
騎士メダルで交換できるのも月に１枚だけだし、必須カードが手に入れらなかった人は、しばらく辛いゲーム生活になるだろう。
個人的には、コピーカードは４種にして、クレア、春ウサ、富豪コピウサ、モドレくらいにすれば良かったと思う。
モドレや春ウサもまだまだレア度が高いので不満もあるだろうが、今よりはマシだったはずだ。
運営の立場も考えると、金も儲ける必要があるし気持ちも理解できるが、もう少し上手くやって欲しかったと感じる。