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★3★ネットゲームから見えるもの
2009年10月24日【土】16時20分34秒

ネットゲームと言えば、一昔前なら、みんなで楽しむRPGをイメージした人が多かったかと思います。
基本プレイソフトをダウンロードし、インストールしてプレイするゲームです。
それも最初は、プレイ料金として、月にいくらか定額でとられるのが基本でした。
もちろん、それ以外に麻雀が楽しめたり、チェスが楽しめたりと、対戦式の簡単なゲームで無料プレイ可能なものもありましたが。
それがしばらくすると、参加は自由で無料のゲームが主流になってきまた。
広告料を目的に運営されるサイトです。
しかしそれだけでは限界があるようで、ゲーム用アイテムが、ゲーム内のマネーではなく、リアルマネーで売られるようになりました。
もともと、手に入りにくいアイテムを、プレイヤーが他のプレイヤーに売るなんて事はあったのですが、それを公に企業がする感じでしょうか。
おそらくアイデアにはなったのかもしれません。
そこまでしないと運営できないのには、やはりゲーム製作費、管理費が、昔よりもどんどん高くなってきた事も原因かもしれません。
家庭用ゲームや、ゲームセンターのゲームを考えてみると、昔よりはるかに制作に費用がかかりそうなゲームが、同じような値段でプレイ可能だったり、売られていたりします。
これではゲーム会社の経営は厳しくなって当然です。
そこで別の価値をつけて、利益を得る方法が必要になってきました。
それが広告だったり、ゲームそのものではなく、アイテムを売るという方向に進んだ原因かと思われます。
そしてそれが最近、より活発になってきている気がします。
新たな付加価値をつけて。
今までのゲームは、ゲームのあるところに人を集めるのが普通でした。
だから、ゲームをしようと思う人でないと集まりませんでした。
しかし最近は、人が集まるところに、気軽にできるゲームを放り込んでゲームをさせてはまらせる方向に進んでいる気がします。
人が集まるところは、ゲームが主目的ではありません。
人々と交流を気軽にする事が目的なのです。
そこに、気軽に交流できるゲームという名のネタが放り込まれます。
すると、楽しく交流できるから皆がプレイします。
そこに有料サービスを、ゲームをプレイするうえで、障害にならない程度に入れます。
決してマイナスにならない、プラス効果のあるネタだけです。
すると、より楽しく交流したい人が、お金を落とす仕組みです。
一昔前なら、ゲームをする為に集まっていた人々だった為に、その中の有料サービスには、正直嫌悪感がありました。
でも今ある、こういった交流系の簡単なゲームでは、ゲーム目的ではない為か、嫌悪感もかなり少ないように思います。
冷静に考えると、ますます価値の無さそうな物に金を落としているのだと、正直ぼったくりな感じもしますが、私は否定ばかりはしません。
その理由としては、ひとつに、ゲームセンターでゲームをする感覚でお金を落とすのと、結果的には同じような気がするから。
ふたつめに、ゲームに対しての価値感が変わってきたと思えば、それがどんなに安っぽいゲームでも、制作経費が格段に少なくても、それにはそれだけの価値があると思えるからです。
正直、フラッシュで作成されたネットアプリなんて、今のテレビゲームで標準的なゲームを作る労力と比べれば、何百分の1にも満たないのではないでしょうか。
昔のインベーダーゲームを作るよりも簡単な知識と労力で、それ以上の利益を得るネットアプリ。
これは、人が集まる仕組みが前提にあってこそできるサービスです。
そう考えると、人を集める事を優先しているソフトバンクモバイルの戦略も納得ですね。
話がそれましたが、人が集まるところでは、色々なサービス、色々な儲ける方法があるって事です。
商売を成功させるには、まず人を集める事。
そう思えます。
こんな安っぽく簡単なゲームが、ゲームの価値を引き上げているのを見ると、他にももっと色々なものを救う術はあるのではないかと思います。
「交流」というキーワードで。
こういったネットアプリが流行り、それに惜しげも無くお金を落としているのをみると、今の人達は、きっと寂しい人が多いのだなぁ~なんて思い、それがまた寂しく感じますね。