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★5★地上デジタル放送は良いのか悪いのか?
2009年10月2日【金】03時07分30秒

結論から言えば、良い部分もあれば、悪い部分もある。
いや、そのものに関しては、それほど大きな欠点は無い。
アナログがデジタルになるだけなのだから。
では何故、世間では批判する意見が多いのか。
それは、時期と強制だ。
それらを含めて、今から良いところと悪いところを書いていこうと思う。

良いところ→

良いところと言えば、映像が綺麗になったって事だろう。
たとえばアナログ放送を、ブルーレイディスクで録画して、その画質の良さをどれだけ体感できるのだろうかはなはだ疑問だ。
その点、デジタル放送なら、市販のブルーレイと全く遜色ない事になる。
もちろん、落雷や電波が一時的に遮られるような事があれば、映像が映らないなんて事は、今までと同じだけど、多少では画質はぶれない。

後は、電波を有効利用できるって事らしい。
デジタルだと、今までよりも電波使用料が少ないって事だ。
はっきり言って私には理解できないが、空いたセグメントを利用して、災害時等に使ったり、文字放送や番組情報を送ったりするらしい。

良いところと言って、思いつくのは、実はこの程度だ。
では次に悪い部分を言ってみる。

悪いところ→

まずはアンテナの問題だ。
UHFアンテナが無いと映らないから、設置が必要であるし、更には東京の場合、スカイツリー完成に伴い、その時に再びアンテナ調整が必要になるかもしれない。
最悪の人は、2回アンテナを調整してもらわなければならず、手間とお金がかかる。

そういう意味では、テレビやDVDを買い替える手間とお金も必要だ。
家のアナログテレビもまだまだ使えるのに、後2年もしないうちに使えなくなるのは、あまりにもったいない。

アンテナの問題で、更に困る事がある。
それが、共同アンテナの問題だ。
共同アンテナを利用してる人は、今までのしがらみや、建設時の取り決め、ご近所の同意などで設置されているアンテナも多い。
マンションのアンテナもそう考えればそうだ。
そのアンテナを簡単にUHF対応にできるだろうか。
スカイツリー完成まで必要ないって人がいれば、それまで放送が見れない人がでてくるかもしれない。

もっと困るのが、マンションが壁になって電波が届かなくて、マンションからアンテナを借りていた人は、今後どうなるのか。
スカイツリーの方向には別のマンションなんて事になったら、今度はそっちのマンションに、アンテナを借りるのか?
他人事だが、少し心配だ。

他にも悪い部分はある。
災害時の緊急速報だ。
アナログより、放送が2秒ほど遅れるデジタル放送。
2秒違えば・・・
たかが2秒、されど2秒、これで命の分かれ目にならないともかぎらない。
更に生き埋めになった時、携帯ワンセグでは、電波が弱くて映らない可能性が高い。
しかしアナログのテレビが映る携帯だったら、映像ははっきりしなくても、音声くらいは拾えるかも。

他にもまだ悪いところはある。
田舎ではまだまだ切り替えが間に合っていないらしい。
それにどうやって対応するのだろうか。

更に、デジタルテレビが買えずに、チューナーを配るって話。
そのお金は税金だ。
強制的に切り替えをおこなわなければ、このお金を税金から出す必要はなかったと考える。


そんなわけで、そのものには悪い部分ってのは少ない。
災害時も有効利用できるようにするらしいし、ブランクの2秒も、後に改善されてゆく予定だから。
でも他の部分で、あまりにデメリットが多すぎるから、これだけ批判されているのだろう。
果たしてこの批判の中でも強行するだけのものが、後にメリットとしてもたらされるのだろうか。
あの時、デジタルに変えておいたおかげで、電化製品の国際競争力がアップしたとか、そんな話が聞ければ良いのだけど。