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宇宙の絆2は、少しずつ勢力が整理されつつあった。 宇宙では、拠点が1つしか無いような勢力は、じりじりと削られ、もう後数勢力しか残されていなかった。 そのうちのひとつが、今回の攻略ポイント、有人要塞イゼルローンだった。 まだ残っている勢力なので、そこそこの強さは予想していたが、拠点が1つであり、人型の数も限られているので、簡単に攻略できるものと思っていた。 油断していた。 ココまで残っている事に疑問を持つべきだった。 星さんは完全に押されているようだ。 紫苑さんのところも、じぇにぃと互角に戦う機体があらわれたらしい。 いや、むしろ押されていて、紫苑さん自身が、援護しているらしい。 そして俺の目の前にあらわれた機体は、何か迫力があった。 名前はサラで、階級が曹長。 人型名は、レッドストーン。 正直聞いた事はない。 しかし俺が軽く攻撃して抜けようとしても、全く隙は無かった。 突然通信が入った。 サラからだ。 受信しない事もできるが、俺は回線を開いた。 サラ「こんにちは。あなたね、夢ちゃんが言っていたのは。」 一瞬意味がわからなかった。 サラ「あ、夢ちゃんって、ドリームの事ね。」 一生「ええええ!!」 なんだ? このサラって人、ドリームとリアル友達か何かなのか? アライヴ「えっと、ドリームが何か言っていたのかな?」 サラ「ああ、ごめんごめん。あなたの事、なかなか強いって言っていたから、覚えていたのよね。」 アライヴ「ありがとう。」 よくわからないが、あのドリームが俺の事を強いと言っていたらしいから、少し嬉しかった。 サラ「でも、機体はキュベレイって聞いていたんだけど、今日は違うのね?」 いったいこの人は何が言いたいのか? 正直話してる場合でもないのだけど。 そんな空気を察したのか、チョビが星さんの救援に向かおうとする。 しかしサラのレッドストーンが、すぐにその行動を阻止する。 サラはなにやらチョビに通信を送ると、またこちらに通信してきた。 サラ「それがあなたのメインの機体なの?」 どうやら話さないとダメみたいなので、俺は話す事にする。 アライヴ「これはメインではないけど、今後メインにする予定だよ。」 サラ「あら、そう。なら、それなりの戦いはできるわね。おふたりお相手お願いするわ!」 なんだかわからないけど、とにかく戦闘再開らしい。 勝手だと思いつつも、俺とチョビは構えた。 サラ「では、いくわよw」 その通信を最後に、サラはこちらに攻撃を開始した。 一生「早!」 動きはやたら早かった。 どうやら標準スピードタイプの機体のようだ。 しかし、俺たちは二人だし、コンビであればドリームだって倒せる算段のあった戦いだ。 早く倒して星さんを助けないと。 チョビとの共闘で、初めてのマジ勝負だった。 その頃、星さんは追い詰められていた。 スピードは星さんが圧倒的有利なのだけど、敵の攻撃は強力で、少しでもかすると、そこそこのダメージを受ける。 おそらく星さんがココまで苦戦する戦いは初めてだろう。 なんせいつもならスピードで、最悪逃げるわけだけど、それすらも許さない攻撃の嵐が星さんを襲っていた。 少しずつダメージが蓄積される。 全てを把握している紫苑さんが、ハルヒ君を救援に向かわせていたが、じぇにぃと戦っている敵が、簡単には許さない。 この2機は強い。 なんとかハルヒ君が到着した時には、星さんの流星は、戦闘不能状態になっていた。 ハルヒ「紫苑さんダメです。星さんは既に戦闘不能です。」 紫苑「なんとか回収できない?」 そんな通信をしていると、流星を墜とした機体、サウスドラゴンは、今度はハルヒ君の機体、ウイングガンマに襲いかかった。 通信など、できる状況ではなくなった。 紫苑さんは、最後の手段か、自ら出撃した。 旗艦パープルアイズは、先日のテストで、唯一艦長として見出された、小麗に任せて。 流石に2対1になったら、敵のマイヒメは押され始めた。 そこに、ハルヒ君をあっさり倒してやってきた、サウスドラゴンがやってきた。 再び2対2で、戦況はこう着した。 こちらは2対1なのに苦戦だ。 ドリームでも倒せるはずだったが、それはあくまで俺が完全体であったならの話。 最近は温い戦いばかりしていたし、この機体はレベルを上げる為の出撃なので、手抜きチューンナップバリバリだ。 それでも勝たなければならない。 紫苑さんの方も苦戦してるし、このままでは全滅もあり得る。 もし俺たちが負ければ、このサラのレッドストーンはあちらに向かうだろう。 さすればおそらく撤退だ。 うまく撤退できれば良いが、失敗したら全滅。 今までで最大のピンチだ。 それにしてもこのサラ、強い。 チョビの戦い方を瞬時に見抜いたのか、正面からは接近してこない。 まああれだけのでかい盾、何かあるとは思うわな。 そして攻撃が正確だ。 こちらの攻撃タイミングに合わせて、うまく隙をついて攻撃してくるから、不用意に動けない。 1対1なら、チョビよりも上の敵。 それをサポートしたいのだけど、フェンネルの威力が発揮できる射程には入ってこないし、完全に俺は置き去りだ。 このままではこう着状態、一か八か、勝負をするしかない。 アライヴ「一か八か、勝負にでるから集中してくれ。返事はできないだろうから良い。」 俺はそれだけチョビに通信を送った。 こんなギリギリの戦闘中に通信ができる俺って、ホント役に立ってないな・・・ そんな事を思う中、俺は勝負に出た。 フェンネルの設定を、背後から背後ではなく、敵の向こうからこちらへの攻撃に切り替えた。 途端に、今までの位置から、フェンネルが高速で移動を開始した。 すぐに敵の背後へと到達する。 それをいち早く察知した敵は、好機と思ったか、それとも危ないと思ったか、フェンネルの攻撃を回避する為、こちらへと高速で向かってきた。 これで、ある意味いつもの俺の戦術だけど、こちらの機体のメインはチョビ。 フェンネルの攻撃を自分に受ける危険性は高い。 そんな中、敵はこちらに向かってくる。 普通ならピンチだけど、こちらには拡散ビーム砲を持った盾がある。 一生「今だ!」 俺はゲームの中へは聞こえない声を上げていた。 盾から拡散ビームが発射される。 これはそう簡単にはかわせないはず。 しかし、よく考えたら読まれていた戦術。 ギリギリのところでかわして、俺たちの背後へとまわってきた。 これが、1対1の戦いなら、完全に負けていた。 俺の機体が、ただのしょっぱい機体でも負けていた。 しかしおれの機体は、背後にメインカメラのついている、特殊な機体。 そして今までの戦い全てが、背後への攻撃。 俺は今日初めて、メインカメラを前方へと切り替えた。 今まで制限されていた枷も、全て外れた。 全く予想していなかったようで、レッドストーンが一瞬止まって見えた。 いや、本当にそう見えただけかもしれない。 ロックオンは早かった。 ピームを発射すると、すばやくビームソードを持って、斬りつけた。 この一撃が勝負を決めた。 チョビがライフルで仕留めて戦闘不能にした後、俺たちは紫苑さん達の救援に向かった。 紫苑さんは、マイヒメ相手にやや優勢に戦っているようだったが、じぇにぃがかなりやられていた。 もう10秒ももたないかもしれない状況。 俺たちはギリギリだった。 アライヴ「じぇにぃ、戻っていいぞ!」 俺はそれだけ言うと、今度はサウスドラゴンを相手にしようとした。 しかし結局戦闘にはならなかった。 紫苑「撤退する!」 紫苑さんの撤退命令だった。 確かにこのままやると、俺たちは全滅の危険もある。 だけど、星さんとかハルヒ君とか、どうするのか。 小麗「回収完了しました~w」 紫苑「御苦労(^-^)」 どうやらあの状況で、小麗さんが回収していたようだ。 なかなか凄い。 戦況が不利な中、艦船だけで敵の中を突っ切ったのか。 紫苑「皆先に行って。俺とパープルアイズなら、大丈夫だから。」 少し心配だが、紫苑さんなら大丈夫だろう。 それにパープルアイズは、超高速船だ。 撤退は、スムーズにいった。 どうやら敵も、そろそろきつい状況だったようで、追撃は無かった。 皆無事戻っては来れたが、今までで最大の敗戦だった。 Ver3.10占い診断ギャグサイト-
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