千木(ちぎ)とは、
社殿大棟部分にある
鬼板のすぐ後ろから二本突き出た昆虫の触覚のようなものです。
先が凹凸どちらかしており、それによって女性男性の区別があるという話もあります。
鰹木(かつおぎ)とは、屋根の大棟部分に乗っている大砲のような形をしたものです。
勝男木とも書きます。
奇数が陽数で男神、偶数が陰数で女神を表しているという話もあります。
鳥衾(とりぶすま)とは、屋根の大棟部分から伸びて鬼板の上から突き出している部分です。
この写真で、山形屋根の下に付いている上下赤と白に塗られた板の事を
破風と言います。